実家の片付けと母のパーキンソン病の通院の付き添いのために出かけていました。
パーキンソン病発症から約15年
投薬をとても上手に調整してくださる主治医に恵まれて
半年ほど前までは主に左足の震えの症状くらいで維持してきました。
母は今年9月で89才になりました。
この1年ほど、日に日に自分で出来ることが限られるようになって
ずっと「施設にはいきたくない、家にいる」と頑張っていたのですが今年の6月に
「もう一人暮らしは無理やわ、近所の施設に入ります」と
同級生が入居し、自分で見学して、ここなら、と以前から思っていた施設に入居しました。
その頃から、パーキンソン病の症状とレビー小体型認知症の症状が併発し始め
妄想・幻覚・幻視が頻繁にみられるようになりました。
先日、「詐欺で逮捕された」と言っていた母ですが
hibinokurasikata.hatenablog.com
今日もまたその話をし始め、ふんふん、それは大変やね、と相槌を打ちつつ
(またか……)と聞いていましたら
「それが、ついこの間『先日の〇〇与津子の詐欺で逮捕の記事は間違いでした』っていう訂正記事が新聞の社会面の下の方に小さく載ったのよ、でもあんな小さい記事なんて誰の目にも留まらないわ、私の名誉は回復されない、新聞社を訴えようと思うのよ」
というのです。
もうびっくり‼
もちろん、母の「詐欺で逮捕云々」は妄想なんですけれども
それにしても妙に話の流れにつじつまが合っていて
本当にびっくりしました。
いつも母の状態のことを気に掛けてくれている母の下の妹(三姉妹の一番下)、私にとっての叔母(尚子叔母)は母の通院の予定を知ってくれているので
「お姉ちゃん、病院どうだった?」と電話をくれたので
詐欺で逮捕は間違いだったと訂正記事が出たらしい、と母が話した『物語』を話しましたら
「笑っちゃうけど、哀しいわねぇ」と言っていました。
叔母の言いえて妙な感想に、思わず まさにそんな感じ、と思ってしまいました。
普段、施設で暮らしている母、コロナで面会も思うようにできず、安全面からの配慮だとは思うのですが飲食物の差し入れも今は禁止されています。
骨折で入院していた間、面会はリモートでしたけれど、
差し入れは可能(専用受付で手続すると病院職員の方が本人に届けてくれました)だったので面会に出かけるたびに母が「食べたい」と連絡してくる巻き寿司やお気に入りのお店のパン、好物の果物などを差し入れていたのですが
無事退院して施設に戻ってからは、いくら母が「あれが食べたい、持ってきて!」と連絡してきても差し入れることができずにいたので本人はとてもストレスになっていたようで
「今度の病院の診察日は骨折の整形外科とパーキンソンの神経内科の2つの科を受診するから時間がかかるよ、施設にはお昼ご飯は食べて戻るって言ってあるからね」と伝えていたところ
「巻き寿司と果物食べる!」とまるで子供のように何度も言っていて
母の希望通り、今日のお昼ご飯は病院の飲食スペースで巻き寿司と柿・りんごにしました。
巻き寿司1本の3分の2を食べた母、残ったお寿司を片付ける私に
「あんた、それどうするの?」
「持って帰るよ、だって施設には規則で持って帰れないでしょ」
「隠して持って帰ったら大丈夫!もし見つかったら“好きな物食べて何が悪い!”と言ってやるわ」
そんな調子でどうしても残ったお寿司と果物を施設に持って帰る!と、きかないので
はぁ~、もう知らんわ
と思いつつ、ジップロックの容器に入れてレジ袋に入れ母に渡しました(-_-;)
朝10時に病院へ行き、診療や会計が終わったのは午後2時過ぎ
病院は疲れます。
京都の家に帰宅すると
どうやったらそんな格好になるの!なヤマちゃん
私の寝室のベッドで変な格好で座ってました(笑)
葉っぱはお気に入りの箱の中で爆睡
タイガーは帰宅するなり私に飛びついてきてずっと顔を舐めていたので画像は無しです。
以前からいつか紹介しようと思っていた実家のご近所のお宅
ブログのお友達が気に入りそうなお宅です(^ω^)
さて、問題です。
この中に黒猫は何匹いるでしょう?