正式なお店の名前は『澤屋』さん
だけど我が家では(きっと皆さんも)北野の粟餅屋さん、とか
単に、粟餅屋さん と呼んでいます。
北野天満宮、今出川通りを挟んだ南側を少しに西に行ったところのお店です。
夏場はかき氷もされていますが、基本的に商品は粟餅!という
京都にはよくある、一つのものだけにこだわって作り続けているお店の一つです。
これは5個入り。
注文するとその場で粟餅をちぎって餡に包んだり
きな粉をまぶして作ってくれます。
持ち帰りもできますけれど
ここは絶対お店ですぐに食べるのをお勧めします。
粟餅の何とも言えない柔らかさが、時間がたてばたつほど損なわれてしまう気がするからです。
それにきな粉が湿気を吸ってしまって少しべたっとなってしまうので
ここは何としてもお店で食べていただきたい‼
通常は餡が3個にきな粉が2個で5個なのですが
お願いすればそれぞれの数は希望通りにしてもらえます。
私はいつもきな粉を3にしてもらいます。
お店の由緒。
3個もあるけど、5個のほうがお得(笑)
結婚して京都に来て、このお店に通い始めた頃
お店のカウンターの中で若奥さんにおぶられていた息子さん、
小さな手でカウンターの中で釣銭を渡すお手伝いをする姿をみたのが
ついこの間のように思っていたのに
すっかり主戦力の一人になってお店を切り盛りされているようです。