3月3日
結婚して京都で暮らすようになって驚いたことの一つにお雛様を飾る時期がありました。
京都は様々な行事を旧暦でやるので雛飾りも3月に入ると飾って3月いっぱい、そのまま飾っているみたいです。
私が生まれ育った播州では2月になればお雛飾りをして3月3日の夜には片付けていました。
翌日の4日までお雛様を飾っていると「娘が行き遅れる」って言われていて。
今の時代、娘が行き遅れる?なにそれ⁉って感じですよね。
でも、私が若い頃なんて女性が25歳過ぎたら「クリスマスイブの翌日のケーキ」なんて言われて「誰も買わない」とか言われてたんですよ、ほんと、失礼な話ですよね。
って、いきなり怒ってますが(^^;)
今日は風が少し強くて曇天でしたけれども気温が低くなかったせいで
寒いとは感じませんでした。
買い物に出かけた際に和菓子屋さんによって『ひちぎり』を買って帰りました。
『ひちぎり』
ひっちぎり、からきている名前だと聞いています。
上巳の節句の頃、御所ではお餅を引きちぎり、その上に餡をのせて召し上がっていたそうで
その引きちぎった餅に餡をのせた姿を模した和菓子が『ひちぎり』です。
千本玉壽軒さんのひちぎり
とても柔らかい草餅の上に白と桃色のきんとんがかわいい。
口に運ぶとよもぎの香りが広がって、柔らかくて、幸せな気持ちになりました。
千本玉壽軒さんに今日の主菓子は
それも春らしいお菓子ばかりでした。
今夜の夕食にはちらし寿司と
春菊のサラダ(生の春菊の葉を千切ってごま油と少しのお醤油で和えます、春菊は使う直前までコップの水に茎ごとつけて葉をシャキッとさせておきます)
蛤のお吸い物
だし巻き卵
に、しましたが…… 画像採るの忘れてありません。
さて、明日は3月最初のお稽古日。
桃の節句に合わせて桃色の着物で出かける予定です。