こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

母の入院でこれからの事を考える

この10日ほど、体調の不良と不安感を訴えていた母。

近所のかかりつけのお医者様に診ていただいて

その時は少し「楽になった気がする」というのですが

翌日にはまた調子が落ち込んでしまい、

 

昨日、パーキンソン病で月に一度の通院の予約日だった総合病院で

事情を話し、本人のたっての希望で「体調が落ち着くまで入院させてほしい」と

担当医にお願いしました。

 

熱もなく、下痢などの胃腸の不調もなく、咳もなく、

「体がしんどくてたまらない」と母の訴えに

担当医は

「体がしんどいのは年齢的な問題で治しようがない。

 入院しても何も治療はできないよ」

と最初は仰っていたのですが

 

本人が一人暮らしの生活に不安を感じていること、

子供は私一人で京都在住であること

等をお話しし、たまたま昨日の午後から空くベッドがあったことから

体調が落ち着くまで1週間ほど入院させていただくことになりました。

 

本来ならばきっと介護付きの老人ホームでお願いするようなことで

健康保険を使っての入院、というのは気が引けました。

 

診察後、病室が空くまでの間に

入院前の検査(血液・尿・レントゲン・CT・心電図)を受け

入院に必要な書類に記入し(枚数が多くて結構疲れます)

私以外にもう一人、身元引受人(入院保証人)が必要だったので

病院に母をお願いし、実家の近所に住む叔母のところへサインと判子をもらいに行きました。

病院から実家までは私鉄とタクシー利用で約30分。

 

叔母の家へ行きサインをもらって病院にトンボ帰りすると

病院の事務窓口が閉まる夕方5時5分前でした。

 

保証人の書類は翌日でもいいですよ、と言って頂いたのですが

母を病院へ連れていくために前日から実家へ出向いていたため

家に居る猫たちのことが気になってできれば実家での2泊は避けたい、と

なんとか昨日のうちにすべての事を済ませ、昨夜10時過ぎに京都に戻ってくることが出来ました。

 

 

母はパーキンソン病で難病指定をいただいているのですが

最近のパーキンソンの薬も他の病気の薬同様、開発が進んでいて

よく効く(うちの母には合っているようで)薬のおかげで病状の進行がずいぶんゆっくりで普段はなんとか一人暮らしが出来ているので

介護の認定は要支援2です。

 

今回の入院に合わせて病院のソーシャルワーカーさんとの面談があり

入院中に介護認定の変更の申請を出していただけることになりました。

 

もし介護の認定の度合いが上がればショートステイ

デイサービスの利用が今よりもう少し多く出来るようになるので

それでなんとか一人暮らしを続けて行ける体制を作れるようにやってみましょう、と

本当にありがたいお話をしてもらいました。

 

介護保険の制度のありがたみをつくづく感じました。

 

 

いつもは

ショートステイなんて行きたくない。

 介護施設には入らない、家に居る」と言い張る母ですが

昨日はショーシャルワーカーさんのお話を聞いて

今後は自宅での一人が不安になった時はショートステイを利用する、と言い、

今回ばかりは本当に納得しているようでした。

 

こんな時、色々と話し合ったり相談したりできる姉妹が私にあったら、と

思っても仕方のないことを思いながら

これからどうなっていくのかお腹の中に重い石を抱えているような気持でいます。

 

 

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お気に入りの、ジョンマスターオーガニックのヘアパック。

 

ゆっくりとお風呂に入って髪を洗い、このパックの香りで癒されています。 

 

 

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