こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

母の退院と明日の準備

入所している介護施設で転倒して左の上腕を骨折し8月26日に入院した母、

今日、無事に退院することができました。

 

朝10時の退院予定でそれまでに退院前の手続きなどもあったので私は前日から姫路へ。

真夏に入院したので持参した洋服類は当然ながら夏物ばかりでしたので

実家からセーターやハーフコートを病院へ持っていきました。

パーキンソン病を患っている母は体調のアップダウンの波が大きくて、

果たして予定通り退院できるか心配だったのですが退院前のカンファレンスの際に

施設の方がリクライニング出来る車椅子を持って迎えに来てくださると言ってくださっていたので最悪、起き上がれない状態でもなんとか退院できるでしょう、と言うのが病院側の見解でした。

母が入居している介護付き有料老人ホームだけではないのかもしれませんが

今回の入院に際して「お部屋をそのまま確保できるのは3か月迄」と説明を受けていました。

入院中も施設のお部屋代や管理費、その他諸々の支払いは当然、発生するのですが

入居していればこその経費(食費の半額・介護サービスにかかる費用など)は掛かってこないので施設としては長く留守にされると売り上げが減るということで入院で留守にするのは3か月迄、と言うことになっているのだろうと、これは私の勝手な推測ですが。

もちろん、母が入院している病院でも入院費が必要なわけなのでトータルすると母の通帳から出ていくお金に変わりはないか、むしろいつもの月より多くかかっています。

 

病院と施設との連携でなんとか3か月以内の退院、と言うことで決まった退院日でした。

入院費の清算や各種書類へのサインなど済ませて迎えに来てくださった施設のケアマネさんと病院一回のロビーで待っていると車椅子に乗って母が病棟から降りてきました。

 

見ると手にタオルを持ってしきりに涙を拭いているじゃないですか。

「どうしたの?」と尋ねると

「同じ病室の人とすごく仲良くなっていたのに退院で別れるのがつらい」と泣いています(-_-;)

付き添ってくださっている看護師さんが

「同室の方と仲良くしてらしたので見送ってくださった同室の方もすごく泣かれてお別れを惜しんでらしたんですよ」ですって……

私は心の中で(なんじゃそりゃ)な気持ちでしたけれども

お迎えに来てくださった施設の方が母の耳元で何か話してくださると途端にニコニコ笑ってすんなり迎えの車に乗り込みました。

さすがプロ、きっと母が施設に戻りたくなるようなことを言ってくださったんだと思います。

病院のスタッフの皆さんや介護に関わってくださる方って本当に尊敬します。

私にはそういう仕事は絶対に無理。

あんなにやさしく穏やかに高齢者に接してくださって本当にありがたいことです。

 

さて、そんなこんなで一晩家を空けて帰ってみると

いつもは1階・2階に置いてやっている猫の水が1階にはおいていない。

1階のヤマちゃんと葉っぱ用のトイレが汚れたまま。

食卓にはいつ食べたのかカレーのお皿が置きっぱなし(カレーを作って出かけました)

台所の流しにはコップや昨夜食べたであろうキムチチゲの小鍋(これも火を通せばいいように支度して出かけました)や他にも食器が積みあがっていました……

帰宅した途端、足元に纏わりついてくる猫たちの水やカリカリを準備してやって

洗濯機を回しながら台所の汚れた食器を片付けてすぐに夕食の支度にかかりました。

つ、つかれます…… 夫よ、私が先に死んだらあなたはどうするんですか。

 

でも、明日は前から楽しみにしているあることが。

夕食後、明日の支度をしました。

 

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羽織を名古屋帯に仕立て替えた時の残布で誂えた数寄屋バッグと草履の鼻緒。

このセットを使えるのも今年はもう明日がギリギリですね。

 

明日は少し早起きして支度をしなくては。

どこに行くかはまた明日ご報告します。

 


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