こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

お手入れに出していた疋田小紋

先日のお献茶祭で、汗だくでお点前をすることになったしまった

その原因の一つだった袷の長襦袢をお手入れに持っていきました。

夫の袷の長襦袢と、 

お稽古の時にうっかりお抹茶をつけてしまった名古屋帯

一緒にお手入れをお願いして、

仕上がってきていると連絡を頂いていた

衿汚れや汗抜きをお願いしていた濃いグレーの疋田総絞りの小紋を持って帰ってきました。

 

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絞りの着物は、生地に裏打ちがしてあるのでその分一枚余分に絹の布がついているのと

絞った部分が少し膨らんでいるので間に空気を含んでとても暖かく

冬の寒い間、お稽古着にとても重宝します。

 

ただし、当然のことながら、より『ふくよか』に見える、という

デメリット(?)もあるのですが

寒い寒い京都の冬、総絞りのふっくらとした着物は見ている人にも

なんとなく暖かさを感じさせてくれるような気がします。

 

この数日、少し動くと暑いと感じるほどの気温が続いていましたけれど

明日はまた雨になり、気温もグッと低くなるそうで

天気予報では「冬のコートを着てお出かけください」と言っていました。

 

考えてみると、私の場合、和服に関しては季節ごとに

お手入れに出すタイミングは割とはっきりとしているように思います。

 

3月になれば真冬に着ていた着物は必要なお手入れをお願いし

春のお茶会のシーズンがひと段落すれば主に春に着る訪問着や付け下げ、

色無地を、それぞれ襟の汚れ落としや汗抜き、プレスをお願いします。

5月後半から6月と9月の単衣物は9月が終わればさっさと悉皆に出し、

主に秋に着る着物は翌年の3月に秋冬物一緒に悉皆屋さんにお願いする。

 

そんな風に自分の中でお手入れのタイミングを自然と決めているので

あまり思い悩むことはありません。

 

ところが、これが洋服となると

まだ寒くなるかもしれないから、とコートをクリーニングに出す

タイミングを悩んでいるうちに気が付けば初夏のような陽気のGWになっていたり

自宅で手入れをするセーターなども、洗って片づける時期を迷うことが多いのです。

 

今年の寒の戻りは明日の冷え込みで最後になるでしょうか。

  

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