こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

気が付くと、これが100記事でした。

 昨日は宵の口から雨が降り初め

夜中もずっと雨の音がしていました。

 

今朝起きると雨はやんでいたしたけれど

風が強く吹いて

 

買い物に出かける道すがら街路の桜を見てみると

枝垂れ桜はもうすっかり葉桜に、

ソメイヨシノも道路の北側に植えてあるものはほとんど花が散って

道に桜の花びらがたくさん落ちていました。

 

信号待ちをしている交差点で

シチュエーションは違うけれども、

ふと、親鸞聖人の歌が頭に浮かびました。

 

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」 

 

親鸞聖人は9才の春に

青蓮院へ出家得度を望み行かれた際に

院主様から

「今日はもう夕暮れ時だし明日にしましょう」と言われ

上の歌を詠んで直ぐにの得度を、と訴え、

それにこたえて院主さまはその場で得度式を執り行われた、という逸話が残っています。

 

夕暮れなので、という部分が

まだ9才の童子なのでもう少し成長してからでもよいのでは、

という風に言い伝えられているシチュエーションもあるようです。

 

『明日ありと思う心』

 

9才の幼子と言っていいような子がこの歌を真実詠んだのか

それはわかりませんけれど

親鸞聖人はそういう逸話が残るほどに幼いころから並外れた方だった、と言う事なのでしょうね。

 

凡人の極みのような私はいつでも

『明日ありと思う心』で生活しています。

 

これ、アイロンかけなくちゃ  ま、明日でいいわ

ここ、片づけなくちゃ     ま、明日でいっか

 

万事がこんな具合です。

 

いつ何時、思いがけないことが起こるかもわからず

平凡な毎日の続きが明日もあるとは限らない

そんなことを普段は忘れて生活しています。

 

 

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京都府立植物園の桜です。

 

入園料200円で一年中、様々な花を楽しむことが出来て

昨日までは夜間ライトアップもしていました。

 

観光客であふれる有名観光地の桜もきれいだけれど

植物園の桜もそれは見事で、遠方から桜の時期に友達がやってくると

案内する場所の一つです。 

 

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