15年くらい前まで、スキンケアは海外ブランドのラン○ムを使っていました。
ラン○ムと言うとなんとなくバブルのイメージを持っている人もいると思いますけれど、
これからバブルに向かおうという数年前、
大学を卒業した時からずっとラン○ムを使っていました。
最初は一番手頃な価格帯のラインの商品から。
化粧水が3,000円代だったと記憶しています。
当時、神戸・三ノ宮のセンター街のビルの一階にミッチャンという、ある意味とても有名なお店がありました。
外国のコスメやタバコ、お菓子、ステーショナリーなど、
今ではたやすく手に入るものを狭い店内にぎっしりと並べて売っていました。
今で言う並行輸入品だったのでしょう、
ラン○ムやシャ○ル、イブサン○ーランなどの
海外コスメがびっくりするほど安く売っていて、土日ともなればお店のカウンターの前は買い物する人でいつも混雑していたのですが、私もスキンケア商品や口紅・アイシャドーなど化粧品はいつもここで買っていました。
このミッチャン、海外のものが安く手に入ると言うほかにもう一つ、有名な理由があって、
それは、お店の人がそりゃあもう無愛想で、
お金受け取る時も、お釣りを渡してくれる時も
全く話さない。
話さない上に、まるで睨みつけるようにお客さんを見るのです。
とても怖かった(笑)
買い物しに行くときはちょっと勇気が必要でした(^_^;)
デパートの化粧品売り場で品番を確かめておいてミッチャンに買いに行くわけですが
ミッチャンのカウンターでそのブランドと品番を言うと、
駄菓子屋さんが使っているような紙袋に入れて睨みつけるように渡してくれるのです。
無愛想が怖いけど、安さに惹かれて化粧品はいつもそのお店で買っていました。
いつだったか三ノ宮に出かけた時に
そのミッチャンがなくなっているのに気がつきました。
今の時代、ネットで海外のものは簡単に手に入るし、海外旅行にも国内旅行するのと同じくらいの手軽さで出かけることができるようになって、ミッチャンのようなお店はかつてのような必要性がなくなってしまったんでしょうね。
15年前、ずっと勤めていた会社を、
ひどい更年期障害で退職して
自分の稼ぎ(稼ぎ、だって。なんかすごい言葉ですね・笑)がなくなって、
自分のお小遣いで賄っていた色々を見直しました。
着物、洋服やバッグに靴、化粧品、
美容院やネイルサロン、
自分のお小遣い仕分けで1番に見直しをしたのが化粧品でした。
一番手頃なラインから使い始めていたスキンケア商品は、年齢とともに一つ上、もう一つ上、と上がって行き、
仕事を退職する頃には一番上の、
今考えるとぞっとするような値段の高機能コスメを使っていたんです。
デパートのコスメカンターで買うこともありましたけれど、
大抵はネットの海外コスメの通販サイトか、
空港の免税店で日本での定価よりずっと安くで買っていて、
それでも今思うとよくあんな金額を基礎化粧品に出していたなぁ、と自分でも思うような金額を使っていました。
今から15年前、45才だった私の肌にはそんな高機能コスメは必要なかったのにね。
それから色々なブランドの基礎化粧品をジプシーして、
最近使っているのはこれです⬇︎
チェーンメーカーズというブランドのものです。
これを使うようになった1番の決め手は
理科の実験に使う薬品が入っているようなこの容器。
まんまとブランドの思惑にはまってます?
やられてますよね(笑)
とても手頃な価格帯
その割に使い心地がいいように思います。
色々とアレルギーを持っていて、特に肌は敏感な私ですがこのチェーンメーカーズのものは合っているようです。
しばらくはこのスキンケアで落ち着きそうな気がしています。