こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

立春前 1月28日は土用の丑の日でした。

土用の丑の日

というと夏の暑い盛り、夏バテ防止にウナギを食べる

というイメージがありますが、

実は土用は春夏秋冬、

各季節が始まる立春立夏立秋立冬それぞれの前、18日~19日間に当たる日を土用とされています。

 

平成最後の年、31年の冬の土用は1月17日に始まって

季節が変わって立春を迎える前日

2月3日、節分の日に終わります。

 

・冬の土用
2019年1月17日(木)冬の土用入り
↓(18日間)
2月3日(日)冬の土用明け
2月4日 立春 

 

この間の丑の日、今年は28日でした。

 

詳しくはこちらのブログをご参考になさってください。

(ブログ主さんに無断でリンクを張らせていただきましたが

 支障があるようでしたら削除いたします)

 

これによると季節をつかさどる神、土公神様は冬は庭にいらっしゃるとか。

それで冬の土用の期間は庭仕事をしてはいけない、とされているのですね。

同じように土木関係の仕事もこの期間にすることは禁忌とされていたようです。

 

昔の人はその季節に合った暮らし方をするために様々な知恵を持っていたのでしょう、

寒い時期に外仕事をするのは人の体にとってはストレスのあることですから

こういう風な決めごとを作り(もともとはこの考え方は中国から来たもののようですが)季節季節に合った暮らしをしていたことは理にかなったことですよね。

 

現在は、年が明けるとあちこちで道路を掘り返し

水道管の補修をしたり、道路の補修工事をしたり、

年度内に予算を使ってしまうためでしょうけれど、毎日買い物に行くのに通る道も工事だらけです。

 

この数日の冷え込みに、家にこもって猫と丸くなっていても

「土用の間は土いじりや園芸をしてはいけないから」と理由をつけて

庭仕事も大手を振ってさぼることが出来ます(笑)

 

 

今日はお昼間、少し着物関係の整理をしました。

もう着ることがない、絞めることがないと思える着物や帯を和箪笥から出して収納箱に移しました。

 

ついでに、毎年2月に絞める帯を棚の一番上に乗せてすぐに使えるようにしました。

 

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縮緬に手書きで描かれた水仙

 

この帯はとても好きな帯で毎年2月の最初のお稽古に締めていくと決めています。

 

新潟の五泉市は白生地の産地として有名ですが、この帯はその五泉縮緬を私の好きな藤色に染め、やはり大好きな花、水仙を描いてもらったものです。

 

この帯を締めると、もう春が来るなぁ、と少し嬉しい気持ちにさせてくれます。

 

 

 

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