例年、8月は通常のお稽古は無し、
その代わり、社中の研修として毎年、茶道に関係することをみんなで勉強するという、楽しみな行事があります。
けれども、今年はコロナの影響で緊急事態宣言が発出されていた間、お稽古も自粛していましたので宗匠のご好意で8月もお稽古をしていただけることになりました。
盛夏のお稽古ということで
広間の茶室と寄り付きの建具を外し、畳の上には全面、籐の網代の敷物を敷き詰めて
見た目も涼やかに立礼でのお稽古です。
ちなみに、柿渋の紙で裏打ちされた上物の藤の網代編みの敷物は今や100万円近いお値段がするとか。(お稽古場には8畳ものと4畳半物2枚が敷き詰められていました・汗)
しかも、端が解れてきても修理してくれるところもほとんどないそうです。
今日のお稽古の着物
濃い紫の駒絽の色無地に五泉の絽の手描きあざみの帯です。
アザミの花は季節的にもう遅いです(-_-;)
でも今朝は時間がなくてバタバタ支度をしたので
この着物に合わせる適当な帯を選んでいる時間がありませんでした。
(化粧して、と言っても大きなマスクをしての外出ですからファンデーションなしで眉を描いてアイメイクするだけですけど、髪をまとめて着物を着るのにだいたい40分くらい)
こうやって画像で見てみるとなんだかこの色無地、法事のような……
大好きな紫なんですけどねぇ(゚Д゚;)