デパートの美術画廊でお稽古ごとの流友の展覧会があり
初日の昨日、出かけてきました。
お姉さんとの姉妹展
彼女たちは↓この方の娘さんたちで今は流友の四女・道歩さんが跡を継いでいます。
https://www.1101.com/store/donabe/doraku_fukumori.html
我が家の土鍋は彼女が作ってくれたもの。
寒い季節だけでなく、焼物に、蒸し物に、年中台所で活躍してくれています。
今回の展覧会は茶陶も出品されていましたけれど、
どちらかというと生活の中で活躍する食器がメイン。
お値段も普段使いにふさわしい、手に取りやすい物が多く
黄瀬戸の向付をいただいて帰ってきました。
ところで、
ここでブログを書き始めて10日
スターの意味や、コメントの付け方、お返事の仕方など、
何もかもがわからない状態からのスタートで
都度、ネットで検索をしながら覚えて行っている状態ですが
今日は初めて画像を貼ってみました。
写真の投稿方法がわからず(^^;)
記事の作成画面の上部にあるツールバーをあれこれ見ても
?どこにもない……
と、ふと見たら右側のサイドバーに『写真を投稿』とあるじゃないですか。
こんな大きなサイドバーにも、意識を持って見ていないと気付かないなんてね。
人って無意識に見ているものを、ちゃんとは見ていない、と言う事を
改めて感じます。
例えば、それまで関心がなかった《あるもの》へ意識が向かうと
その瞬間から《あるもの》に関する事柄が不思議に次々と目につくようになります。
テレビ番組や、本屋さんの棚や、道を歩いていても。
でもそれは急に自分の周りに出現するようになったわけではなく
これまでもそこにあったのに、自分の意識が向いていなかったから気付かなかっただけで、《あるもの》はずっとそこにあったのです。
この展覧会で私が一番魅かれたのは
彼女が作り出したものではなく
実は作品を展示するために用いられていた板、木片などの類でした。
掛花入れを会場内の壁に掛けるために使われていた古材や
結界に用いられていた朽ちかけた流木
これは水車の部品?と思えるような古い木材
それらにたまらなく気持ちを惹かれて
しばらく見入っていたのですが
そのことは彼女には内緒です(笑)