昨日の事。
朝から夫と出かけなければならない用があり烏丸御池付近へ出かけてきました。
で、予定では2時間ほどかかるであろうその要件、意外なほどにスムーズに事が運び、
1時間で終了、ふと、
以前から気になっていた「織田有楽斎」の特別展をやっている京都文化博物館が歩いてすぐなことを思い出しました。
夫に「私、文博で展覧会に見て帰るわ」と言いますと
「僕も行くわ」……
一緒に行くことになりました。
京都文化博物館は旧日本銀行京都支店・現在は別館になっているホールで毎年秋に友人がステンドグラスのランプ展を開催しているのでなじみ深い建物なのですが、
展覧会は本館の4Fと3Fでの展示でした。
相変わらず、会期ギリギリに駆け込み鑑賞する私。
展示内容は書き物が多く、有楽斎が活躍していた時代の大名やお数寄者の面々との手紙のやり取り等、当時の交友関係が見て取れる、とても興味深い内容の書き物でした。
家康や伊達政宗の直筆の書き物などもあって
(あぁ、あの人はこんな字を書いたのね)と身を乗り出して眺めたり、
なんとか読み下せる部分はないかと、粘って見たり。
展示中盤からは茶碗や茶入、茶杓などお茶道具も並んでいて
なかなか充実した特別展でした。
気が付くと2時間が過ぎていて、夫は「腰が痛い、どこかで座ってお昼食べたい」って。
腰が痛くて歩きたくない、という夫、仕方なく文博の中にある
↑こちらでお昼を食べることにしました。
初めて入るお店でしたけれど、地産のお野菜を使った懐石風のメニューを提供しているお店で、
京の精進おばんざい膳(一麵三菜)というものをいただきました。
(画像はお店のHPより)
どれもごく薄味で素材本来の味にお出汁が染みていて美味しかったです。
お昼ご飯を食べて元気が出た夫、この後、1か所まわるところがあるというので
ここで解散。
私は四条まで歩いて下がって(文博は三条通りなので四条までは歩いてもすぐです)
大丸に入り、財布を購入(今使っている財布、角が少し擦れて気になっていたので買い換えました)、その後、洋服を少し見て(って、ワンピースを1枚買っちゃいまして・汗)、
それからB1に降りて食材を購入して帰路につきました。
なんと、帰りのバスに、中国語を話している若い娘さんの5.6人のグループが載っていたのですが、バスの車内で立ったまま、片手に餃子のパック、もう片手にはお箸を持って
けっこうな乗客で混みあって、しかも揺れる中、餃子をパクパク食べてい(;´Д`)(;´Д`)
国が違うと風習も違うのでしょうけれど、狭いバスの中、餃子のにおいが充満しても逃げ場もなく、
周りのお客さんが眉をひそめて見ていることに気づいてか気づかないでか
完食してからのパックを持ったまま、大きな声でおしゃべりして
私が降りるバス停の5つほど手前で降りていきました。
コロナは嫌なこと、制約されることが多かったけれど
観光客のいない京都の町は暮らしやすかった、そんなことを感じながらの帰り道でした。