5月のような気温が3日ほど続いたかと思ったら
また冷え込みがやってきました。
この三連休は菜種梅雨の京都でした。
先の三連休、初日の土曜日と最終日の月曜日がお茶のお稽古日、
初日は前回の記事でupしたくす玉の小紋に桜の帯、
一昨日の月曜日は白練りの色無地で出かけました。
白練り色に毛万筋のような地紋が織り出されている色無地。
これだけ白いと汚すのが怖くない?とお仲間に時折尋ねられますけれど
これが不思議なことに粗相をすることが無いんです。
なぜでしょう?
白の着物だから、と特に気を付けているわけでもないのですが今のところ汚さず無事に来られています。
帯は振袖の袖を切って訪問着にした時に切り取った袖から作ってもらった二部式つくり帯です。
松に梅に桜、と言ったおめでたい柄行なので作ってもらってからこれまで2回、
いずれも1月に着用しました。
今年の1月、最初のお稽古日に着た時の様子です。↓
あら、この時も白練りの色無地に合わせていたんですね、
この帯締めようと思うと自動的にこの着物、ってなってしまう単細胞な我が頭脳……
で、お太鼓の柄に桜が入っているし、胴に巻く部分を、表と裏で桜メインの柄と
松に梅柄の二通りに作ってくださったので(あぁ、そうだわ)と思いついて
桜の柄の面を前帯の柄に出して着て行きました。


1月には左の松に梅、そして一昨日は右の桜面を前帯に出して着付けてみました。
こういう時、二部式のつくり帯は便利ですね、
いつも帯を巻き付けている方向と反対の巻き方をしようと思って挑戦してみるものの
力の入り具合や、後ろで手先の始末をするときに力が入らなかったり頭がこんがらがったりして、せっかく前柄が二通りに絞めることができる帯も、ついいつも同じ柄を出して締めてしまうことになります。
帯揚げは綸子、若草色に銀色で大きめの花丸紋が刺繍されたもの
綸子の帯揚げって厚みが無いとちょっと扱いが難しいと思うのは私だけでしょうか?
しっかり匁のある綸子なら苦労しないんですけど、薄手の綸子の帯揚げは上手に始末するのが難しいです。
帯締めは白地にごく薄い黄色の柄が入った笹波の平組
ところで、この一昨日のお稽古の後、用足しに四条のデパート迄、足を延ばし
用を済ませて、ついでに、と夕ご飯のお惣菜を買って帰りましたところ、
どうやら私にとっての刺激物がそのお惣菜に入っていたようで、その日の夕ご飯を頂いて少ししてから蕁麻疹のような発疹が出始めて全身痒いったらなくて
掻いてはだめ、とわかっているものの我慢するのがかなりつらかったです。
そして寝ている間に指やお腹を掻きむしってしまったようでちょっと残念なことになってしまっています(;´Д`)
アレルギー抑制剤は常に処方してもらって持っているのですが
一旦症状が出てしまうと薬を飲んでも劇的に効いてくれるわけではなく
塗り薬も、塗ることで刺激を受けてよけい痒くなってしまいます。
症状が治まるまではいつも数日から十数日かかるので今回もそれくらいは我慢の日々になりそうです。
アレルギー体質が恨めしい。。。