伊達巻き?
お魚と卵で作るおせちに入ってるあれじゃないですよ(笑)
着物の下、襦袢の上に使う伊達巻きです。
伊達締めとどう違うかっていうと
伊達締めは長い幅広の、素材は正絹から手ごろに洗えるポリや
ワンタッチで締めることができるゴムの物など色々あって
博多織のものが有名ですけれど
↑こういうのです。
両端が結びやすいように柔らかく仕上げてありますけれど
端から端まで同じ幅のもの。
一方、伊達巻きは
こんな風に両端に結ぶためのひもが付いています。
今回購入したのは幅広部分が正絹で結び紐は綿になったものです。
先日から、補正(主たる目的は胸をつぶしてお腹の平らにする、です・汗)について
ネットであれこれ検索し、
hibinokurasikata.hatenablog.com
↑こちらの記事で書いた木綿晒での補正も試してみたりしたのですが
一旦気になり始めるとあれこれと興味がわいてきて
ネットのあるページで伊達締めよりも少し幅広で長さも長い
伊達巻きなるものを知りました。
花嫁衣裳や芸舞妓さんが着物の下の補正と襦袢をしっかり固定して上に着る着物の着崩れを防ぐために使われる和装小物のようです。
ネットで探すとポリの物はたくさん見つかったのですが
正絹の物はなかなかなくて、和装小物の品揃えでは頼りになる高島屋さんの呉服売り場(祇園に近く花街の方の利用も多いので京都では和装関係は大丸や伊勢丹よりもぐっと充実しています)を覗いてみようかと思っていた時に
見つけました!
正絹の伊達巻き。
ついでに伊達締めも新調しました(^_^;)
明日のお稽古ではこの伊達巻きを長襦袢の上に使って着物を着た時の胸の納まりと帯の前の感じがどうなるか試してみたいと思います。