こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

[特別展] 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美 展覧会へ行ってきました。

朝、見えないほどの雨がぱらついていて少し心配しましたが

出かける頃には晴れ間がさしていました。

 

予定通り、午前中、祝賀の茶会に寄せていただき

午後からはご一緒したお仲間と京都国立博物館へ向かいました。

 

土曜日なので混雑を予想していましたけれど

あまり一般受けしない展覧会なのかどうか……

会期の中盤だったせいかもしれませんけれど思ったほどには会場内は混雑していなくて

一点一点をゆっくり見て回ることが出来ました。

 

 

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この展覧会の看板になっている『小大君』は残念ながら会期後半の展示と言う事で

見ることはかないませんでしたけれど

色彩もあでやかな小野小町を見ることが出来たのは感激でした。

 

 

佐竹本三十六歌仙絵が断巻されるに至った経緯は↓こちらのサイトがとても分かりやすく説明をされています。

 

intojapanwaraku.com

 

今回の展示では

 

誰がどの絵を引き受けるかは、くじ引きで決められました。恨みっこなしというわけですが、どうやら抽選後に何人かの間で絵の交換が行われたようです。益田自身もくじ引きに参加しましたが、番付最下位を引いてしまい、その落胆ぶりをみかねた土橋が、自分が当てた一番人気の「斎宮女御」を譲った

 

この逸話に出てくる佐竹本断巻の言い出しっぺの益田鈍翁が譲られたという斎宮女御の展示はありません。

それがとっても残念。

 

展示されている断巻の中にはどこが所有しているか表記されていないものも何点かあって、

個人蔵なんだろうか、それとも案外見知った寺院が持っていたりして。

 

と想像するのもまた楽しいことでした。

 

 

 

会場には私たちと同様、和服姿の方が多くいらして、そのほとんどの方が

もしかして同じお茶会にこられた方かしら?と思うような訪問着をお召しになっていました。

今年は即位の大礼が10月22日に行われた関係で

毎年10月22日に行われる時代まつりが10月26日(本日)に日程が変更されていたのでその関係者の方かもしれません。

 

 

博物館からの帰りのバスの中で裃をつけ袴をはいた男性数人の団体さん(時代祭りの参加者の方々だろうと思われます)とご一緒になったのですが

同じバスに乗っている方が誰も、(えっ?裃?)と驚いたりまじまじと見たりする方がいなかったので私は一人心の中で

(こういうところ、いかにも京都らしいなぁ)とにやにやしていました。

 

 

今日、寄せていただいたお茶会については日程が明日まで、ということで

いくつかの画像は明日、ご紹介したいと思います。

 

 

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