今日から三日間、常のお稽古場の初釜です。
毎年のことながら、お正月の設えの清々しく美しいこと。
長く枝垂れる結び柳
床のお軸
椿に水仙
琵琶床には干支の亥の土人形飾り
午前、午後とそれぞれ2組、
合計4組それぞれ20名ほどのお客様のご接待、お水屋仕事で、あっという間に1日が終わりました。
毎年悩むのはどの着物を着て行こうか、という事です。
2年続けて同じものを着てはいけない、ということはないのですが、
なんとなく皆さま毎年違った装いをされ、
忘れた頃にまた同じものを着る、という風なので、私も右へ倣え、
毎年の初釜の着物をちょこっとメモしておいて、翌年、被らないようにしてきます。
今年の初日はこんな装い
付け下げ訪問着、唐織の帯、共に
18才の時に実家の母がお茶会用に支度してくれたものです。
還暦を迎えて、流石に無理かと思ったコーディネートでしたが、試しに着てみて、
まぁ、いいか、
と、雨も降っていたので42年前の、雨降りの中でも惜しくない着物で出かけてきました。
明日も早起き。
寝過ごさないように気をつけないと。