いきなりですが、どうも昨日から私のPC(ブラウザ?)とはてなブログの間でストレスがかかっているようです。
上手くアクセスできなかったり、急にソフトが落ちたり。
で、もしかしてこの記事も書いてるうちにおちてしまうかも?でドキドキしながら書き込みをしています。
今日は私にとっての11月最後のお稽古日でした。
午後から、友人との約束が入っていて、どうしようか出かける寸前まで迷いながら
ちょっと事情があって洋服でお稽古に行くことにしました。
洋服でお稽古、一体、何年振りでしょう。
一昨日、金曜日の夕方、コロナワクチンの4回目を打った我が家の夫殿、
翌日の土曜日は微熱(37.2℃、でも夫は「僕は平熱が36℃だからすごくつらい」と申しておりましたが)、今日、日曜日は、朝ごはんの支度が出来てもなかなか起きてこないので心配になって様子を聞くと、
「昨夜はよく眠れたからも言う大丈夫」とのこと。
じゃあ悪いけど、とお稽古とその後の友人との約束に、予定通り出かけさせてもらうね、と支度をしていると、
「朝食を食べたらまた熱が上がったみたい」と言うではないですか……
体調がすぐれない時の恒例行事、5分置きくらいに体温計を脇に挟んで
「あ、36.7℃や」 「今は36.2℃」と、いちいち報告してくれます。
何となく出かけるのが悪いような気がして、ギリギリまで着物を着るのを控えていたら
出かけるにしても、お稽古や友人との約束をキャンセルさせてもらう連絡をするにしても、もう、タイムリミット、というタイミングで
「あれ、なんか気分良くなってきたわ、出かけてきていいよ」 ですって……"(-""-)"
結局、着物を着る時間が無くなりお迎えをお願いしていたタクシーに乗ってお稽古場に向かいました。
お稽古場では、会う人、会う人 「どうしたの⁉ 今日は洋服?」と聞いてくださり、
茶室のふすまを開けて入らせていただいた瞬間に宗匠までもが
「洋服ですか」と仰りました。
「出がけ迄、バタバタしていたものですから」と皆様にお答えし、我が家の込み入った事情(大げさな夫の発熱の報告)はしませんでした。
炉の薄茶のお稽古をさらっとさせていただき、濃茶のお稽古をされる方がお二人続いたのでお濃茶も二服頂戴しました。
寒くなってくるとしっかりと練られた濃茶のおいしさが一層感じられます。
二服続けていただいたお濃茶、どちらも同じお茶、同じ釜の湯にも関わらず、
続けていただくと、練る方によって味に違いが出るのがはっきりとわかりました。
お抹茶の量、お湯の量、湯の温度、練り方でお茶の味は驚くほど変わります。
濃い目がお好きな方、薄めに点てられたのがお好きな方、色々ですけれど
自分の好みに合ったお茶をいただくと心から(あぁ美味しい)と頂きます。
お茶の点前の中に
「お加減いかがでございますか?」
「結構でございます」
という問答があるのですが、お約束の「結構でございます」ではなく、「結構でございます(心の声は、本当に美味しく点っております)」とお返事をします。
口の悪い人が、鶏茶人、などと言うことがあります。
お茶をする人は何を聞かれても、何を出されても、何を見ても、
「結構」「結構」と言うので 鶏の鳴き声 コケコッコーになぞらえて
けっこーけっこー、鶏茶人、と言うらしいです。
意地の悪い言葉ですよね(苦笑)
どんなこともそうですけれど、実際に自分でやってみて初めて見えてくることがあるように思います。
鶏茶人などと口の悪いことを言う人には「あなたも茶道をやって見られたら?」と言いたくなる、負けてない意地悪な私なことは内緒です。
午前のお稽古を午後2時に終えて、その後、友人に会いに出かけました。
毎年、秋に恒例になっているステンドグラスのランプ展。
コロナ禍でも厳重に厳重を重ねて開催した昨年と一昨年。
今年は出入口が2か所に増えて、入場の際の氏名や連絡先の記帳もなくなっていました。
このランプ展は主催者も参加者も、ほとんどの人がお医者様かその家族の人たちのサークルなので、そのサークルの活動が今年は緩やかになってと言うことは
医師会の対応も少し緩やかになったということなんでしょうね。
会場は今年も、元、日銀京都支店だった、今は京都文化博物館の別館ホール
モダンな洋館で、この会場の奥には銀行時代の金庫をそのまま使った喫茶室もあります。
友人に、↑右のようなステンドグラスをドアか窓にはめ込みたいわ、と話すと
花の種類を変えて3枚、廊下に面したドアに並べてはめ込むのも素敵なんじゃない?との返事が返ってきました。
窓やドアなら猫たちに割られる心配もまずないでしょうから素敵なアイデアですよね。
いつか実現するといいな。
会場でちょうどイベントが始まったのでそのタイミングで少し抜け出て
近くのお店でお茶しました。
ランプ展の会場に比較的近いので、抜け出してお茶するのは毎年ほとんどこのお店。
お互いの近況を報告し合って話が弾み、気が付くともう友人は戻らないといけない時間。
気のおけない友人とのおしゃべりの時間ってどうしてあんなに早く過ぎてしまうんでしょうね。
リベルテパティスリーブーランジェリーで美味しそうなパンをいくつか買って
「ではまた近いうちにね」と手を振って別れました。
帰りのバスはほぼ満員。
外国の言葉も飛び交う車内でマスクの中で小さく息をしながら(そんなことしても意味はないのですけれども)出来るだけ車内の空気を吸わない努力をして帰宅しました。
家に帰ってリビングに入るとソファに横たわる夫。
待ちかねたように「今日、昼頃 めまいがして怖かった」と。
なんですか? うちの夫は小学生?
「ごめんね、出かけて。 家にいればよかったね」と言いますと
「いや、君がいてもめまいはしただろうから」ですって。
なら、めまいがしたとか、大げさに言うなよ、と思いつつ、
急いで夕食の支度をしました。
メインのグラタン以外にサラダやキノコのバター炒め、カリフローレのオリーブオイル和え、厚揚げのねぎ味噌焼き(昨日何食べた、のシロさんのレシピ)、スープをぺろりと召し上がった夫、
その後もほぼ5分おきに体温計を脇に挟んでは「今、〇〇、〇℃」と報告を続けてくれました。
本当に熱に弱く大げさな夫の相手は疲れます。
今日のブログは愚痴吐き出しブログになってしまいました、ごめんなさい<m(__)m>