こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

父が助けてくれた? 追記あり

さて、何から書こうとしていたのか。

そう、お茶のお稽古仲間の陶芸家さんの作品を見に行って

その後、進々堂のレストラン部でランチして、

 

って、そこからでした。

 

北山通りの進々堂の向かい側(南側)に京都府立植物園があるのです。

 

普段、運動不足の夫に、

「散歩がてら植物園を抜けて行きましょう、紅葉の残り具合も見たいし、

 椿がそろそろ咲き始めているかもしれないし」

 

と、植物園の入場券を買って北ゲートから入場しました。

 

入ってすぐのところに葉ボタンの植え込みがありまして。

 

 

 

亡くなった私の父は役所勤めを定年後、家庭菜園というにはかなり広い畑で

野菜や花を育てるのを楽しみにしていました。

 

父は何事も、やり始めると凝る質で、野菜もとても上手に育て

花も種から育てて少し大きくなると苗用のポットに移植して

家の庭に植えたり鉢植えにしたりしていました。

 

毎年、暮れが近づいてくると畑で育てた葉ボタンを綺麗に組み合わせて

鉢に寄せ植えし、自分の家だけでなく、ご近所のお宅や親せき、友達のお宅に持っていっていました。

娘の私が言うのも身贔屓なようですが父の作る葉ボタンの寄せ植えは

花屋さんなどで売っているものと比べても遜色がなく

差し上げるご近所の方達も毎年楽しみに待っていてくださったように思います。

 

 

植物園を入ってすぐの葉ボタンの植え込みを見て思わず

「葉ボタンみると父を思い出すわ。写真撮ろう」

と夫に言い、バッグの中のスマホを取り出そうと……

 

取り出そうと…… 取り出そうと

 

ない……

スマホがない……

 

スマホがない……」

 

「よく探してみたら?バッグの下のほうに入ってるんちゃう?」という夫に

 

進々堂のテーブルの上に忘れてきてる気がするわ」

 

お料理の画像を撮って、そのままテーブルの端に置いて忘れてきてしまったようでした。

 

そこから

 

さっき貰った進々堂のレシートに載っている番号に夫のスマホから電話して

座っていた席を伝え、ピンクのカバーのついたスマホを忘れていないか確認してもらい、

見つけてもらって預かってもらい、植物園の入場ゲートの係の方に事情を話し

再入場できるようにしていただいて小走りでにお店に取りに戻りました。

 

無事にスマホを受け取ってまた小走りで植物園に戻ると

係の方が

スマホ、ありました? あぁ、よかったですね」とご親切に言ってくださって

 

ぽつん、と待ってた夫が

「気をつけなあかんよ」と。

 

えっと。

夫は何度もスマホを忘れて来たり失くして来たり。

私は夫の忘れたスマホを受け取りに大阪の淀屋橋や、京都の桂までも行ってあげたことがあるんですけど(>_<)

 

 

「葉ボタンの写真撮ろうと思わなかったらきっと家に帰るまでスマホがないこと

 気が付かなかったわ、お父さんが教えてくれたんやわ」

 

そういう私を夫が(そんなことあるかいな)的な目で見ていました。

 

でも、絶対、父が教えてくれた、と私は思っています。

自宅まで帰ってしまっていたら取りに来るのが大変でした。

 

 

で、無事に撮影した葉ボタンがこちら↓

 

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デコレーションケーキみたいです。

 

そして、もう終わってしまっているだろうと思っていた紅葉

 

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まだきれいに残っているところもありました。

 

そしてね、

 

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十月桜が咲いていたんです。

 

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木枯らしが吹く寒い中で風に吹かれながら咲いていました。

ちょっとびっくりしました。

 

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植物園の中で見かけたクロネコさん

 

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左の耳をカットしてある『さくら猫』さんでした。

さくら猫は去勢・避妊手術を受け、地域で暮らしている猫の事で

手術をした印に耳を桜の花びらの形にカットしてある猫さんです。

 

この子、お腹がタポタポするくらいふっくらしていたので

きっと植物園の職員の方からご飯をもらっているのかも。

 

広い園内には雨風をしのげる建物がたくさんあるので

きっと寒い冬を乗り切ってくれると思います。

 

 

と、この辺りまで文章を入力していて昨夜は突然のPCのシャットダウン。

ほんとに徒労感に襲われました。

 

今夜は無事にUP出来ますように。

 

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植物園の黒猫ちゃん、結構有名なさくら猫さんらしく

 

名前は「くうちゃん」

園内で暮らしていて、おじいちゃん三人でお世話されているとか。

(植物園は70才以上は無料です、私も早く市バスや植物園が無料になる年齢になりたいわ・笑)

きっと餌をあげた後の片付けもきちんとされるおじいちゃんたちがお世話されているんでしょう、植物園の職員の方公認のようなので粋な計らいにちょっと嬉しくなりました。

 

ネットで、

京都府立植物園 黒猫 と検索掛けたら

記事がたくさんヒットしましたよ。

 

 

 

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