台風一過
で、ますます暑さが厳しくなったような京都です。
でも、予報では明日あたりから少しずつ気温も落ち着いてきそうだとか。
さて、私はこのところの実家と京都の往復で列車に乗っている時間が
生活のなかでとても多くなっていたせいか、
このお盆の期間の半分は腰痛に悩まされていました。
ネットで腰痛の緩和の体操を見て実行したりして
ずいぶんよくなりましたけれど。
和服は、帯がコルセットの役目をするので
自然と姿勢がよくなりますし、腰痛にもいいような気がします。
と、いう事で
灰色の地に兎が遊んでいます。
沖縄や奄美で夏の暑さをしのぐために芭蕉の繊維で織られていた芭蕉布
それが今や貴重品になってしまってなかなか手に入れることも難しくなってしまっています。
荒い織り目ですけれど、やっぱり暑い時期には暑いですけれどね……
帯は、これ、ポリエステル帯で室町の和小物を扱っているお店の
ワゴンに2,000円で乗っていました。
安いし、自宅で洗えるし、良いかなと思って購入、
ですけれど、正絹の帯に比べるとやはり締めにくかったです。
でも、まぁいいんです。
夏はいくらお腹周りにタオルなどを入れていても
帯にまで汗がにじむこともありますし
夏の帯はある種、使い捨て的な感覚があります。
(いや、もちろん上等の帯は大事に、お手入れにも出しますけど
普段着物に合わせるようなカジュアルな帯は私の場合、ある程度覚悟を持って
傷んできたら処分!です)
着物で出かけた場所は……
の、そばの『古の花』さんです。
もちろん、天神さんにもお詣りしましたよ。
梅の名所。
梅園には多数の梅の木が植えられていて
毎年、そこで取れた梅を土用の頃に干して
お正月に参拝者に授与する招福梅になります。
さて、本命の古の花さんではやはりかき氷をいただきました。
先月お邪魔した時にはまだメニューに登場していなかった『桃のかき氷』
今回は桃の完熟シーズンを迎えてちゃんとありましたよ。
ふわふわのかき氷に桃をすりつぶしたものをそのままかけてあります。
くどくない自然な桃の甘さ。
ゆっくり味わいます。
わかりますか?
桃、中にもちゃんとかかってるんです。
なので食べ進んでいくとまた中から桃が出てきて最後まで味気なくはなりません。
こちらは↓
夫の注文したマンゴー
こっちも濃厚で美味しそうです。
(ヒトクチモラエバヨカッタヨ)
ここのお店は並んで待っても食べる価値がある、と私は思いますけれど
酷暑の中を待つのはやはり辛い。
一番のねらい目は午後2時から3時あたりです。
お昼時は、ご飯を食べて、そのあとかき氷を食べるお客さんが多いので
待つ時間が長くなる確率が高いのですが
午後3時頃ともなるとほぼかき氷のお客さんばかりになるので回転が速く
そう待たなくても店内に入れます。
ただ、「品切れ」になってしまう可能性もあるので
そのあたりはその時の運次第。
今日はあまり待ち時間もなくいただくことが出来て幸せでした。