夏の長襦袢。
洗える絽の正絹ものや、絽のポリエステルのもの、
綿の楊柳もの、綿のレース地のもの、いろいろ試して
ここ数年、夏の着物の下の長襦袢はずっと麻に落ち着いていました。
数日前、何の気なしにネット徘徊していて
たまたま『クライマドライ』という素材の長襦袢を見つけました。
東レが開発した【ポリエステルに吸・放湿性と吸水性を付与した新素材】なんだそうです。
東レと言えば着物や長襦袢の素材としては『セオアルファ』がすっかりおなじみですけれど、企業さんも色々と研究を重ね、同じポリでも少しでも着心地の良いものを、と開発に余念がないんですね。
で、最近のポリエステル素材の長襦袢事情をネットで調べてみることにしました。
出てきたのは、クライマドライ・セオアルファ、それにやはり同じく東レの『爽竹』や『シルック』
爽竹は竹繊維を織り込んだ生地、シルックもその他の東レ繊維と同じく
綸子風のものや楊柳、絽の織り方をしたものがあるんですね。
ずっと以前ーもうかれこれ20年近く前でしょうか
私が買った既製品のポリの長襦袢はそんな上等のものではなかったので(それでも大丸でかなり出しました・汗)やはり絹のような天然繊維の着心地と比べると……
だったので何度か着用してずっと箪笥の肥やしになっています。
で、今回、ネットで最近の既製品の夏用長襦袢を色々と調べていた時に見つけた、
これ↓
京都の会社、襟の衿秀(たまたま選んだら衿秀さんの商品でしたけれど、この会社、お稽古仲間のお友達のご実家です) の 『涼・き楽っく』
きもの愛好家の中には愛用されている方も多い、ローズカラーの会社です。
半襟をファスナーで付け外しできる、その一点でこちらを選びました。
絽の半襟がわかりやすいように画像を加工しましたけれど、商品は真っ白ですよ、もちろん(笑)
衿秀さんのHPからお借りした画像では
だそうです。
縦糸キュプラ 横糸はポリのウーリー糸なんだそうです。
久しぶりに購入した既製品のポリ素材の長襦袢。
さて、着心地は?
次の日曜日に試してみたいと思います。