朝、カーテン開けたら一階の屋根の上や庭の木々に雪が積もっていました。
天気予報では20センチほどの積雪、ということでしたけれど
当地はそれほど降らずに済んだようで
道路の雪は朝には溶けてしまって雪が残っているのは土の地面や
瓦や木や草の上だけ。
アスファルトやセメントの上って雪が溶けやすいんでしょうか。
本当なら今日のような寒い日は出かけたくないけれど
毎月の大学病院の皮膚科の診察日だったのであったかくして出かけてきました。
いつも長い廊下の待合の椅子に座るところがないくらい待っている人がいるのに
なんだか今日は空いていました。
会計窓口も、支払いの計算機もいつもより早く順番が来て、???
そういえば先週の水曜日、膀胱炎のような症状が出て近くのホームドクターで診てもらった時も、(祭日明けなのになんだかいつもより空いてるわ)と思ったのでした。
もしかしたら
新型コロナウィルスの影響で人々が外出を控え
病院へ来る人も減っているのかもしれません。
むかし、漫才で
「あら、今日は○○さん来てないわ、どこか具合でも悪いんかしら」と
病院の待合室での会話をネタにしたものがありましたけど
病院の待合室をちょっとしたサロン化しているご年配の方々が
外出を控えているせいで病院もいつもより空いているのかもしれません。
病院での診察を終えて、向かった先は錦市場の中の刃物屋さん。
『有次』さんです。
いつも使っているmy包丁
有次の三徳包丁です。
この裏の刃に私の名前が掘ってあります。
年に一度か二度、お店に持って行って研いでもらいます。
お預けしてひと月くらい、研ぎあがった包丁を受け取りに行ったわけです。
錦も、いつもの「人とぶつからないと歩けない」くらいの喧騒はありませんでした。
京都はホテルなどのキャンセルが相次ぎ、嵐山などの有名な観光地も人が少ない、
とニュースで閑散とした観光地の様子を映し出していました。
いつも外国からの観光客でバスも満足に乗れない、など不便を感じていただけの身としては所用で出かける先が空いているのはありがたい(感染への不安はありますけれど)
ですが、インバウンドで生活している産業に携わっている人々にとっては
今回の新型コロナウィルスの感染が早く収束してくれないと死活問題になってしまいます。
いったいいつになれば落ち着いた生活が戻ってくるのでしょう。