妙心寺の特別公開へ行こう
数日前に夫が言いました。
天球院と麟祥院が襖絵を公開してる、
見に行こう、と。
法堂の天井の雲龍図が有名で、以前に何度か夫と訪れたことがあります。
今回の目的は普段はなかなか入れていただけない
天球院と麟祥院、それに同時に特別公開している龍泉庵。
最近とみに運動不足な我々、
たまにはしっかり歩きましょう、と
そこから妙心寺まで、西へ向かっててくてくと歩いて行きました。
天球院の拝観受付で拝観券に添えて『京の冬の旅のスタンプラリー』の用紙を頂きました。
スタンプが3つ揃えばお菓子とお茶を頂けるそう。
拝観したいお寺はちょうど3つ。
天球院では狩野山楽・山雪親子の襖絵と杉戸絵を拝見。
続く麟祥院では海北友雪の迫力ある雲龍図の襖絵と
御霊屋に祀られた春日局の木像を拝見。
襖の引手や軒瓦に【折敷三文字】の紋が入っていて
優美なその紋に心惹かれました。
この【折敷三文字】の紋は稲葉天目で有名な稲葉家、春日局の夫である
稲葉正成の家紋だそうです。
妙心寺、最後に龍泉庵へ。
妙心寺の中でも一番大きな方丈が見事で
お庭には椿や梅が美しく咲いていました。
スタンプを3つゲットし、妙心寺大門のすぐ東にある花園会館で
お茶を一服頂いて少し休憩。
その後、室町歴代将軍、足利家の菩提寺、等持院まで歩きました。
距離は約2㎞
以前から一度訪れたいと思っていた等持院。
足利歴代の将軍の木像がお祀りしてあるのを拝見したいと
この機会に足を延ばしました。
ところが、残念なことに山内はすべて改修工事中。
お庭のみの拝観、となっていました。
せっかくなので
夢窓疎石作庭の池泉回遊式庭園を散策させていただきました。
有楽椿が見頃でした。
可愛いピンクの花が咲く有楽は我が家にもありますが比べ物にはならない立派な木。
山内のあちこちに今まさに見頃の椿。
赤い椿は名前がわかりませんでしたけれど
それは見事な花が咲いていました。
さて、等持院から、散策のスタート地点、北野白梅町まではすぐ。
夫が中高6年間を過ごした学園の中を通り抜けました。
この敷地内の道、大きなスーパーがすぐ近くにあるので
買い物する人たちやご近所の方たちの生活道路のようになっています。
ここで6年間を過ごした夫は聖ヴィアトールの歌を今でもフランス語で歌えます(笑)
学園を抜けて、バスに乗る前にお昼ご飯を、か〇の屋で食べました。
天ぷら三昧御膳。
ご飯はお代わりできます、と言われたけれど
デザートを食べたかったので少し残しました。
今日の記事は写真だらけですけれど、最後にもう1枚。
今日、歩いた距離と消費カロリー
お腹いっぱい食べて、甘いものまで。
ちゃんと消費できたでしょうか。
等持院へは改修工事の終わる2年後にリベンジします。