葉っぱが我が家にやって来た日の画像が出てきました。
四条烏丸は京都で一番の繁華街
南北の通りの烏丸通りと東西の通りの四条通りが交差する、車と人の交通量のとても多いところ、その四条通りの一本南、烏丸綾小路通り その通りを一緒に生まれたもう一匹の姉妹猫と2匹、母猫に連れられてウロウロしていたところを保護されたのが葉っぱです。
保護猫ボランティアさんに保護された葉っぱたち親子。
母猫は保護されたものの決して人に懐こうとしなかったそうで
保護後、避妊手術をしてTNR(Trap・Neuter・Return)し、さくら猫になってボラさんが定期的に様子を見、正しい方法でのえさやりをしていると聞いています。
※さくら猫ーー避妊や去勢の手術をしています、という印に片方の耳にカットを入れている外猫。カットされた耳が桜の花びらのように見えるところからさくら猫と呼ばれています。地域猫として地域の住民さんやボランティアさんでお世話をされています。
我が家の長男猫、タイガーも茶トラ♂兄弟4匹で捨てられていたところを優しい人に拾われて猫ボランティアさんへとつながり、その少し前から猫の里親に応募していた我が家にやってきてくれたのですが、
葉っぱたち親子を保護した方はそのボランティアグループのメンバーさんでした。
猫の里親に応募した時のことを少し。
市の広報で保護猫とその里親探しをしているボランティアの団体があることをしり、まずは電話しました。
最初に面接を、ということで指定されたお店(私の場合は喫茶店でした)で面談。
その際、猫を家族に迎えるにあたっての覚悟(終生面倒をきちんとみる)を確認され
家族構成・年齢・職業・住まいの状況などを確認されました。
キチンと猫を世話できるだけの収入があるか、猫と暮らせる住環境があるか、
長生きした猫を世話しきれるだけの年齢か。
そんなことを聞き取りされました。
私としてはそこまできちんと確認されることで、無責任な団体じゃない、
とにかく猫を渡せばいい、という趣旨の団体じゃない、とわかってかえって安心でした。
面談し、後日、都合を合わせて家も見に来られました。
その時、我が家では趣味の骨董の器を家のあちこちに飾っていたのですが
やってこられたボランティアさんが「様子がわかって落ち着くまでは高価な物、大事なものはとりあえず片付けておく方がいい」とアドバイスがありました。
面接と家庭訪問を終えて正式に里親応募の書類に記入。
その用紙には「年に一度ワクチンを打つこと、生後半年過ぎたら必ず去勢・避妊手術をすること」など、約束事項などが書かれていました。
保護された猫がいる、と連絡を数回もらい、待ちに待ってやって来たのがタイガーだったのですが、タイガーはやって来た瞬間に夫の膝によじ登り眠ってしまって夫を虜にしてしまいました。
そんな風にしてタイガーが3才になり、猫との生活に私たち夫婦が慣れ(それまではずっと犬と生活していました)ペースがつかめて来ていたので「タイガーに姉妹が欲しい」と、
タイガーをお世話してくれたボランティア団体にお願いをしていたところ、「こんな子がいるんだけど」と連絡があり、お見合いがてら我が家に連れてこられたのが葉っぱと双子の姉妹の2匹でした。
キャリーケースに姉妹猫2匹が入っていてどちらもすごくかわいい子でした。
でも姉妹2匹を引き取ってあげる自信がその時にはなかった事と、
仲の良い姉妹を一緒に引き取ったらタイガーが仲間に入れなくて一人ぼっちになってしまう可能性を、私たちも、連れてきてくれたボラさんも心配をし、どちらか1匹を選んで譲り受けることになりました。
♂猫は比較的人馴れしやすく一緒に暮らしやすい傾向が強いのですが
猫の♀は警戒心が強くてなかなか懐きにくい子が多いのですが
葉っぱの双子の姉妹はとても攻撃的でタイガーがひるんでしまい、
どちらかというと警戒はしているけれどすごく怖がっている様子の子を引き取ることにしました。
それが葉っぱです。
↑左 ケージをタイガーにのぞき込まれイカ耳になって警戒している葉っぱ
右 寂しそうにしていたので小さなピンクのクッションを入れてやるとずっとそのクッションに身を寄せていた葉っぱ
↑左 我が家に着て3日目 少し落ち着いた様子になったのでケージから初めて出た日。
右 「家政婦は見た」な葉っぱ
あれから3年半が過ぎ今や葉っぱは我が家の癒し担当。
タイガーに全幅の信頼を置いている葉っぱはいつでもタイガーの後ろをついて回っています。
あとからやって来たヤマちゃんとも仲良しで穏やかに暮らしています。