私が通っているお茶のお稽古場では毎年、基本的に1月の第一、金土日、もしくは土日月、に初釜をしてくださいます。
お家元の初釜との日程の関係でどうしてもそうなってしまうのですが、これまで一番早かった年で1月3日から三日間という事がありました。
今年は、というと 本日、1月4日から3日間の予定です。
今年は元日から穏やかなお天気が続いていて、今日もお昼ごろになると
お茶室の中の炭やお湯、また大勢さんの体温のおかげで、暖房をつけていなくても心地よく、時に暑く感じて窓を開けて外の冷気を取り込むほどでした。
そんな初釜初日の着物
紫の上から黒を色掛けした地に、松竹梅・鶴亀・吉祥文様が描かれ、ところどころ金駒刺繍が施された訪問着。
画像で見ると紫の地色のようにも見えますが直接見ると黒地に見える縮緬地です。
こういう着物はお正月くらいにしか着用することができませんよね(^^;)
でも、案外、ご一緒した方の記憶に残りやすい柄行きなので、また何年かは寝かすことになりそうです。
帯は、「迷ったときはこれ」のお助け帯。
天井格子に唐花文様が織り出された袋帯。
ちょっと正式な場面には、「これを結んでいれば間違いない」の頼りになる1本です。
帯まわり
帯揚げは、シボのしっかりした地に金銀糸で宝尽くしの折柄が入ったもの。
この帯を組み合わせて使うことが多い帯揚げです。
帯締めはちょっと太め、白・薄灰に、金糸が組まれたもの。
この帯締めもお正月に使うことが多いです。
と、言うわけで、着物の記録がてら、サクッと更新でした。