この数日、日中と朝晩の寒暖差が大きくて、朝から出かける時は着るものを迷うことが多いです。
今日は4月最後のお稽古日だったのですが、前夜、ぎりぎりまで藤の花の帯にしようか、悩んでいました。
あちこちの藤の花の見事な様子をSNSやニュースで見ていたので、やはり今日は藤の帯はあきらめよう、と朝、着付けの時に他の帯を選んだのですが、
家を出てからも(あぁ、やっぱりあの帯をしめたかったなぁ)と未練たらしく思っている自分のいさぎの悪さが哀しかったです。
で、帯をあきらめる代わりに、着物は藤の色を、と選びました。
江戸小紋 角通し柄
お気に入りのうちの1枚です。
紫好きのせいで、紫の着物が多いのですが、この江戸小紋が時に大好き。
合わせた帯は、生成色に金糸や淡いピンクの糸でアラベスク模様が織りだされた九寸名古屋。
この帯、絹と指定外繊維(紙)で織られているので軽くて、しかも比較的暑くないんです。春や初夏に、とても重宝する帯です。
帯まわり
わぁ、こうしてみると角通しなのがよくわかりますね(^^♪
帯揚げは薄緑や黄色、ピンクなどの多色ぼかし。
帯締めは道明、奈良組 四色段「白浜」
この帯の紫が好きで以前から手に入れたいと思っていたのですが
先日思い切って購入しました。
四色の組み合わせも素敵なんです。
我が家は今、牡丹の花盛りで、今朝は大きな蕾を1つ、お茶のお稽古場に持参しました。
宗匠が喜んでくださるので毎年、牡丹の時期にはお持ちするのが私の楽しみになっています。


白・濃いピンク・薄いピンク・黄色、1年経っては引っ越しのダメージから回復してきてくれた庭の植物たち、今年はどれも元気です。
トラックに乗せられ、植物自身も揺られ、庭の環境ががらりと変わって元気がなかった去年の春が嘘のように、牡丹も芍薬もバラも元気です。


オオデマリもたわわに花房を付けています。 白の牡丹も順調。






右の地植えのアネモネ、他の鉢植えよりも植え付けが遅れたのですが、その分、花がちょっと遅く咲き始めたので今が満開です。
庭の外回りの植栽のビオラはそろそろ徒長し始めているので週が明けたら夏の花と入れ替えて植え替えをする予定です。
日焼けを気にしながらも庭作業が忙しい今の時期が楽しみでもあります。