先週の中頃、初めて彦根城へ行ってきました。
現存天守12城のうち、私が訪ねたことがあるのは
地元、姫路城と、松山城・松江城・備中松山城、そして今回の彦根城、の5城です。
姫路城は何度も天守に登ったことがあるので、改めて、「行ったことがある」というのがなんだか変な気もしますが。
姫路城の次に好きなお城は備中松山城なんです。
野村芳太郎監督作品の松竹の映画『八墓村』の多治見家の撮影現場になった岡山県高梁市成羽町の吹屋ふるさと村にある広兼邸を訪れた際、行きがけに備中松山城にも立ち寄ったので余計印象が深いのかもしれません。
(実はこれ以外にも映画になった横溝正史原作の何本かはとても好きな作品なんです)
さて、話を戻して、彦根城。
出かけた日はとてもお天気が良くて満開の桜にも出会うことができました。


お堀を行き交う観光用の屋形船、満開の桜
お城の入り口に向かって歩いていると井伊直弼公の歌碑がありました。


茶の湯の世界ではお茶人としての井伊宗観(いいそうかん)としておなじみの方です。
私が通うお稽古場でも井伊宗観好みの12か月の棗の写しが出てくることがよくあります。
事前にこの日のひこにゃんのスケジュールを調べていたのでちゃんと会うことができました。


可愛すぎる! ひこにゃん、かわいすぎてテンション上がります。
観光アルアルで思わずグッズも買いそうになりました。
でも、観光地でテンション上がって買ったものって帰宅すると熱冷めがちなので
ぐっとこらえて買わずに、ごめんね、ひこにゃん。
彦根城は天守まで登ることができたのですが、階段、一段一段の高くて急で狭いことったら!
上るのは割と平気だったのですが下りるのはちょっと怖かったです。
同年代とお見受けする男性は後ろ向きで1段1段下りてました(笑)
でも、それくらい急な階段だったんです。手すりがなかったら絶対無理でした。
天守に登る途中の階から見たお城の様子。


お城の北(?たぶん……)側には手入れの行き届いた庭園『玄宮園』があって
お茶室もいくつか点在していました。


天守からこの庭園が見えていましたけれど、庭園から見上げる天守も素敵でした。
夫は近江牛ハンバーグを頼んでいました。
彦根城とその周辺を散策して半日。
桜のソフトクリームも食べて、城内の茶屋でお抹茶も一服して。
帰宅後、歩数計を確認したら、約18,000歩、12.7㎞ 歩いていました。


来年はどこの桜を見に行きましょうか。