一昨日は京都では五山の送り火、馬に乗って帰ってきた、おしょらいさん。
8月16日にはゆっくりと進む牛に乗って戻って行くそうです。
お盆のお供えの、キュウリの馬となすびの牛。
行きと帰りの乗り物なんですね。
我が家も、無事に母の初盆を済ませ、ちょっとほっとしているところです。
今日は(私にとって)8月最後のお稽古日でした。
普通なら月に4回ほどある(私の場合は、です)お稽古日ですけれど、
1月と8が月に限っては月に2回のお稽古。
1月は常の稽古場とお家元の初釜があり、それが終わると宗匠は全国のお弟子さんのところへ初釜のためにお出かけになってお留守になるのと、新年気分で奥の点前の稽古や研究会がないため。
そして8月はエアコンを十分に効かせたお茶室とはいえ、やはり暑さで稽古に集中しにくいことやお盆などで日程的に稽古日をたくさん設けるのが難しいためです。
そんな今日の着物
紋紗 色無地
この着物は一昨年、グレージュのような色目だったものを、一旦
色を抜いてこの色に染め変えて仕立て直してもらったものです。
薄物の着物としてはやはり絽の方が着付けが決まりやすいように思います。
この生地はちょっと着付けが決まりにくい💦
なので着上がりが満足いっていません。
帯は京紅型
お気に入りの帯で、手持ちの夏着物によく添ってくれるので出番がついつい多くなります。
帯まわりの画像を撮り忘れたのですが、
帯締めは薄灰色のレースにしました。
8月も半分を過ぎて朝晩は少し過ごしやすくなったような。
日が暮れるのも早くなってきました。
暑さはまだまだ続くと思いますけれど、秋の訪れを少し感じることもできるようになってきました。