庭のモクレン。
黄色い花を咲かせる「黄花モクレン」または「マグノリア・アクミナータ」とも言われる品種です。
本来なら4月頃に咲く花ですが、
先日から、なぜか蕾が次々と出始め、今日は雨の中咲いていました。
左が昨日の様子、右が今日の画像です。
葉が茂った今の時期にモクレンの花が咲くことは時々あるらしくて、ネットで検索をかけてみると我が家と同じように7月に二度目の開花があった、という記事をいくつか見かけました。
私は春を告げるように咲いてくれるモクレンやコブシなどの花木が好きですけれど
こんな梅雨のさなかに薫り高く咲いてくれたモクレンもかわいいと思いました。
本当は枝を切って家の中に飾りたかったのですけれど、モクレンの花は1日か2日で咲き終わってしまうので可哀そうで切れませんでした。
お茶の席に使う茶花も、一日花が少なくないようです。
特に風炉の季節に用いるムクゲは朝、籠に入れても午後には終わってしまう儚い様子がお茶室に相応しいのかもしれません。
明日も雨の予報。
京都は祇園祭の宵山・宵々山に雷が鳴って雨が降って、17日の巡行が終わると梅雨が明けるといわれています。
次の日曜日は宵々々山、鉾立も終わって観光客があふれていることでしょう。
お茶のお稽古の行きかえり、人ごみに紛れないように、と考えるとちょっとうんざりします。