先週、友人から声を掛けてもらって義妹さんが処分すると言っていた着物を見せて貰いに行ってきました。
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買取業者には見せていなかったもう一棹のタンスの中身を見せてもらったのですが
ほとんどが仕付けのついた小紋や色無地、コートや道行、そしてやはり仕付けが付いたままの帯でした。
義妹さんが
「着てもらえるなら支度してくれた亡き母も泣いて喜びます」と言ってくださり、
同行してくれた友人も「業者に二束三文でもっていかれるのは着物に携わった職人さんたちにも申し訳ない」と言うので、一枚一枚、広げて見せてもらいました。
私には派手すぎる物も数枚、「お稽古仲間の若い人に着てもらって」と言ってくれたので一緒に譲ってもらうことに下にですが、
昨日、の着物たちが大きな箱に入って郵送されてきました。
(バス1本の距離だけど持っては帰れない枚数になっちゃって💦)
一部をご紹介します。
画像の中の着物は、1枚をのぞいてすべてゑり善さん扱いの品です。


帯の画像撮るの忘れて収納してしまったわ(^^;)
譲ってもらった着物のうち、赤と紺の格子柄は大島なので雨コートに仕立て替えようと思っています。
私には可愛すぎる小紋は画像を撮ってお稽古の時に若いお仲間に見てもらうつもり。
「着物欲しいけど、買えません……(;_;)」と言ってる若い人が数人いらっしゃいます。
洋服は割と捨てる事が出来るのに、なんでしょうねぇ、着物は捨てられません。
反物になるまで、反物になってから着物になるまで、
その間に関わった職人さんたちの仕事を思うとね。
それに正絹の着物は洗い張りしたり仕立て返したり、と
手をかければ100年でもきれいに生まれ変わって着続けることができます。
友人の義妹さんのところからやって来た着物たち、これから大切に着て行きたいと思います。