昨日の利休忌に続いて、今日はお茶のお稽古に行ってきました。
今週の床の掛け物は「歳暮」と題された歌が詠まれたもの。
濃茶の茶碗は人間国宝の作で銘は「無事」
いよいよ今年も押し迫って来たのを感じる取り合わせでした。
午前中だけで失礼する予定にしていたお稽古、
昼休みの、午前と午後の、弟子の入れ替えの時間帯に
先日の茶会にお越しくださった方、数名とお会いして
お礼のご挨拶をさせて頂けたので少し気持ちがすっきりしました。
普段は別のお稽古場でお稽古され、宗匠のところへは月に1度、2か月に1度、と言う方も何名かはいらっしゃるので、年内にお目にかかれてお礼をお伝え出来て良かった、と。
今日の着物
お気に入りの1枚なのでついつい出番が多くなりがちな小紋です。
チョコレート色の正絹縮緬、
飛び柄で兎と、舞う花びらと摺り疋田で雪輪が染められています。
帯は金の織地に何となく侘しさを感じさせる草
地色は金で派手ですが、私のイメージとしては穂も吹き飛んでしまって
枯葉色になった芒。 って思っているのですけれど、どうでしょうか?
小さな蝶が飛んでいるのも、何となく冥界をイメージしてしまいます。
帯揚げは薄桃色に紫・黄色・草色が市松模様に染められたポイントのあるもの。
帯揚げは濃茶とベージュの細めの丸組
明日は母の暮らしている施設に出かける予定です。
最近、またコロナ感染が拡大しているので年末年始を実家に連れ帰ることが難しそうなのですが、施設の方と相談してみるつもりです。