ついのこの間お正月だったような気がするのに、気が付けばあっという間の3月です。
年度末の月ということで何となく気忙しい。
やらないといけないことが次々沸いてきて(見ないふり)して先延ばししています。
良くないですよね、「おしりに火がついてもやらない!」と夫のことを言えません。
今日は3月最初のお稽古日でした。
お茶碗・棗・床の掛物・お棚など、すべての道具立てがすっかり春らしく
柔らかでたおやかなイメージの物で組まれていました。
桃の節句と意識して予定通り、桃色の着物で出かけてきました。
色無地?小紋?と思っている着物です。
地の色は桃色なのですが桜や菊のような花の刺繍が控えめな飛び柄で入っています。
色無地なのでしょうねぇ?
右の画像は八掛、襷文というか花菱のような地紋が入って表地より一段控えた淡い桃色です。
背に一つ紋が入っています。
この紋なのですが花のような意匠を丸で囲んだもの。
20年ほど前、実家のタンスに入っていたものを持ち帰ってきたのですが
この紋は実家の紋でも、実家所縁の親戚の紋でもありません。
なのでこの着物がどうゆうわけで実家のやってくることになっていたのかは不明なのですが色目が好きな着物です。
(実はここから先、かなり長い文章を書いていたのに猫の一踏みで一気に消え去ってしまいました・涙 気力が萎えました)
帯は塩瀬、鮮やかな江戸紫の地に春の里に咲く花、すみれやつくしなどが手描きで書かれています。
九寸名古屋の太鼓柄の帯です。
帯揚げは儚いと言いたくなるような薄桃色の地に赤・緑・黄色が小さく絞ってある飛び絞り。
帯締めは乳白色、細めの冠組です。
本当はもっと書きたいことがあったのに、ヤマちゃんのキーボード渡りに破れ気力喪失、尾羽打ち枯らした状態のわたくし、今夜はこれで失礼いたします。