気が付けばあっという間に2月も終わろうとしています。
今日は昼間の気温が13℃くらいまで上がり久しぶりに庭仕事がはかどりました。
バラの選定の時期なのですが(遅いくらい?)寒いと億劫になって重い腰がなかなか上がりません。
でも、今日は気持ちよく作業出来ました。
長男猫のタイガーの胃腸風邪からくるお腹のゆるみ、順調に回復に向かっているようです。
人間と同じでお腹の調子を崩した後の異様な食欲のタイガー、
うっかりすると葉っぱのご飯を横取りしようとするので気が抜けません。
せっかく治りかけているのに、ここで食べすぎてまたお腹をこわしたら元の木阿弥です。
(余談ですが、元の木阿弥、の木阿弥は戦国武将の筒井順昭の影武者になった人。
筒井順昭は作家の筒井康隆さんのご先祖様ですね)
タイガーのおなかの調子が戻るのと比例して私の機嫌、すなわち夫への腹立ちも治まって来ていたのですが。
タイガーの飲み薬は朝晩、一日2回。
昨日、ナイスなアイテム、シリンジを投入したことで薬を飲ませるのもずいぶん楽になっていたのですが、今朝、薬を水に溶こうとして、うっかり先に粉薬を入れた容器にあとから水を入れてしまいました。
その水の量が思いの外たくさん入ってしまって、結果、タイガーに飲ませるのに量が多くなってしまって可哀そうなことをしたんです。
「ごめんね、もう少しだから頑張って飲んでね」とタイガーに声を掛けながら
ゆっくり、何度かに分けて口の中に入れていきました。
一度に入れて誤嚥すると大変なのでね。
それを見ていた夫、
「先に水を入れて水の量を調整してやってから粉薬を溶かせばそんな失敗しなかったのに」とのたまいました。
わかってます、私がぼんやりして薬の上に水をたくさん入れてしまったのが失敗だったのは。
そしてそのためにタイガーがたくさん薬(薬が溶けた水)を飲まなくちゃいけなくなったのも私のせいです。
あぁ、まったく腹が立つ!
何もせず、口だけ出す夫、いりません。
そんなわけで、今日も半日夫と口をききませんでした。
さて、明日は2月最後のお稽古日です。
何を着て行こうか、気分転換に和箪笥を開けてあれこれしてみました。
先日、帯の棚を整理した際に長らく帯の山の底辺近くに埋もれていた帯たち
その帯たちを救出する作戦で明日も久しぶりの帯を締めてみようと思います。
鶸萌黄の地色の紅型小紋 この着物も長い間いていないような気がします。
このブログを始めて以降は一度も袖を通してないはず。
出番が少ないのはこの着物に合う帯を持っていないから、という単純な理由からです。
手持ちの帯を色々合わせてみてもなんだかもう一つピンとこない、ちょっと手こずるきものです。
で、合わせてみようと思ったのは小紋以上に出番がなかった帯。
塩瀬の九寸名古屋。
赤錆色の地に更紗のような模様が織り出されています。
着物は置いてみるのと実際に来てみるのとでは印象が変わることがあるので
明日、この帯を結んでみて(だめやわ)と思ったら着物も一緒に別のものにしてしまうかもしれません。
辛子色の八掛の色を意識して、帯揚げは縮緬地の少しくすんだ卵色
帯締めは白と緑のぼかしの平組。
天気予報では明日も今日くらいの気温になるとのことで
そろそろいつも着ている着物コートだと道中、汗ばむかもしれません。
羽織ものをどうしようか、少ない手持ちのなかで考えなければなりません。