好きな番組の一つに『徹子の部屋』があります。
ゲストに来られる方が普段は見せることのない表情をされたり
興味深いお話をされたりするのでずっと若い頃から見ていました。
芸能界にいる方ばかりではなくて様々な分野の方がゲストで呼ばれるのも魅力の一つ。
ただ、最近はホストの黒柳さんがお年を召されてきた関係で
以前と同じ、マシンガンのようにゲストの懐に入り込んでいく、というわけにはいかなくなってきましたけれども。
今日のゲストは柴田理恵さんでした。
番組が始まると同時に
(あっ、この着物!)
先日、NHKで放送されていた『趣味どきっ!』の着物を取り上げたシリーズで紹介されていた「おじじとおばばが一緒になった」お着物をお召しでした。
hibinokurasikata.hatenablog.com
思わずうっとり見入ってしまったのは合わせていらした帯。
柴田さんの母方の叔母様の花嫁衣裳の振袖、その袖を切って繰り回しで作ってもらった帯なんだそうです。
余談ですが、ゲストがお着物姿だった時、黒柳さんが「それはどういうものですか?」と尋ねる時の「おみ帯はどういった?」という、おみ帯という言葉が好き❣
私もお稽古仲間に「あら、素敵なおみ帯だこと」と言ってみたいけれど
そういわれたお仲間がどんな顔するか予想がつくので止めておきます(^^;)
黒柳さん、「あらぁ、袖で帯ができるんですの?」そんな風に驚いていらっしゃいました。
それにしても本当に素敵な帯に仕上がってますよね、うっとりです。
お太鼓と前柄の部分以外は黒の足し布をして名古屋帯にしてあるみたいですね。
柴田理恵さん、石田節子さんのところで実家のタンスの中にあったお着物を次々とリメイクされ、2枚の着物を一枚に、とか羽織に、帯に、と素敵な着物ライフを送っていらっしゃる様子が素敵です。
経済的なことを考えると手ごろな着物なら買えるようなお値段で繰り回しをされているのでしょうし、とても真似はできませんが、こういう着物の楽しみ方もまた素敵だと思います。
今日のおうち映画
『シングル・オール・ザ・ウェイ』
アーノルド・シュワルツネッガーが主演したクリスマスのドタバタコメディで
『ジングル・オール・ザ・ウェイ』というのがあるけれどそれとは別もの。
LGBTの男性二人の恋のお話。
主人公の家族がみんなとても素敵で、格別にゲイということを意識することなく当たり前のこととして受け止めて応援しているのが見ていて心地よかった。