今日、お昼ご飯を食べていると家の固定電話が鳴りました。
ナンバー登録されていない携帯番号からでした。
スマホにしても固定電話にしても、以前は知らない番号からの着信には出ないようにしていました。
留守番電話に切り替わりメッセージを入れてくださっている途中で慌てて出るのですが
留守電に切り替わった途端に切られてしまう着信の場合はかかってきた番号をネットで調べ、セールスの電話とわかれば以後の着信を拒否する迷惑電話に登録しています。
ところが最近(と言ってもこの1.2年ほどですけれど)は夫、私、双方の親の関係で
登録していない番号から電話がかかってくることが増えたのでこちらからは名前を名乗らず「もしもし」と応答するようになりました。
「はい、○○です」と電話に出ないのは本当に失礼な対応なのは十分わかっているのですが、セールスや怪しげな電話ですと「あぁ、○○さんですね」と話を続けられ
しばらく聞いているとセールスだった、ということが何度かあって、失礼ながらこちらから名前を名乗らないようになりました。
で、今日のお昼の電話
「もしもし」と出てみると
夫の両親が入居中の施設でお世話になっている訪問マッサージ師さんからでした。
毎週土曜日に義両親が施術を受けているマッサージ師さんなのですが
「オミクロンに感染しました」という御報告でした。
土曜日に施術を受けて、その方の感染が分かったのが昨日の火曜日。
施術を受けて3日目の陽性判明です。
マッサージですので義両親はもちろん「同居以外の濃厚接触者」です。
実は、先日義父の妹(義叔母)が癌で亡くなりました。
余命を宣告された時点で「もってあと2.3ヶ月」ということだったのですが
義叔母とその連れ合いである義叔父のたっての希望で自宅での看病、看取りということになり、訪問診療や看護・介護の手を借りて最後まで自宅で過ごしました。
義父は余命宣告されたと聞いた時点で「見舞いに行きたい」と言っていたのですが
入居中の施設から許可が下りず、結局会うことが叶わないままに義叔母は亡くなりました。
義叔母とその連れ合いの義叔父はともに夫と同じ大学の理系の研究者(もちろんもう退官しています)で、義叔父は公衆衛生学が専門でした。
義叔母夫婦の間には子供はなく、無くなった義叔母の家族は夫である義叔父のみ。
公衆衛生学の研究者だった義叔父はコロナ禍であることを鑑み、義叔母が無くなってもすぐには親族へ連絡をせず、自宅から直葬という形で義叔母を荼毘に付し、
我が家や施設の義両親に「亡くなりました」と連絡があった時点では義叔母はお骨になっていました。
その「亡くなりました」という連絡があったのが先週末、
知らせを受けた義父は週明けの月曜日(一昨日)にお悔やみに行く予定をしていました。
本当は施設には「外出は極力控えてほしい」と言われているのですが
義父が「妹が亡くなったというのに最後のお別れにも行かせないとは何事かっ‼」とキレながら許可を取り、弔問のための外出許可を取った、という経緯がありました。
ところが、月曜日の朝、義父から「どうも体調がすぐれないので今日の外出は無理なようだ」と電話があり、
夫と「寒い時期やし、無理して出かけないでくれて良かったね、お父さん、自分から出かけるのやめるって言わはるくらいやしかなりしんどいんやろね」と話したのですが、
今になってみると本当に出かけなくて良かったです。
予定では往復タクシーで出かける、ということになっていたのですが
それでも尋ねた先の義叔父も濃厚接触者にしてしまうところでした。
濃厚接触者になった義両親、施設では訪問診療のお医者さんの簡易な抗原検査では陰性ということなのですが感染していてもすぐには反応が出ないこともあるようで
けれどもPCR検査を受けに行くこともなかなか難しく、今のところ経過観察ということになっているようです。
施設内には同じマッサージ師さんに施術をしてもらった入居者の方が他にもいるらしく
クラスターを出さないように厳戒態勢をしかれているようです。
これまで、これだけコロナ感染が拡大していても身近な人で感染者が出たことが無かったのでどこか「我が家は大丈夫」という何の根拠もないことを思っていました。
感染していても無症状なことも多いと聞くオミクロン株
「何かしんどい」と、その気になりやすい夫が体温計を取り出して何度も何度も熱を計ってました。
必死に(まるで指導者のように)なって見てたせいだと思うよ、と心で思っても口には出しませんでした。
画像が無いのは寂しいので ハーブとエディブルフラワーのサラダ
夏にはナスタチウムをトッピングすることの多いサラダ
エディブルフラワーのビオラにはポリフェノールの含有量が多いそうです。
ほんの少しハッカのようなさわやかな絡みがあって味のアクセントにもいい素材です。