こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

2022年 初詣は青藤色の訪問着で

昨年は自粛して参拝しなかった初詣。

おかげで何となく1月中気持ちがすっきりしなかったような……(気のせいでしょうけれどね)

 

今年はコロナが少し落ち着いている隙を狙って、的に

3日に初詣に行ってきました。

きっとお正月が明けたら年末年始の人の移動の影響でオミクロン感染者が増えるでしょうしね。

 

我が家の初詣は上賀茂神社 正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)です。

 

ja.wikipedia.org

 

毎年、お正月三が日には「二の鳥居」の前に神馬ちゃんがご出馬。

人参を上手に食べてくれます。

(私の記憶ではこちらの白馬の神馬ちゃんは皇室の行事の際にはお江戸へ出張されお仕事してはったと思います)

 

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なんか光の加減?で私の髪、すごく赤茶色に写ってます(´;ω;`)

黒のカシミアの着物コートを着ています。

手には羊革の手袋、持っているのは黒の絵羽織を繰り回しして名古屋帯に仕立てた時の残布で作ってもらった利休バッグです。

家を出てから準備していたショールを掛けてくるのを忘れた事に気づいたのですけれど

ぽかぽかと柔らかいお日様のおかげでちっとも寒くありませんでした。

 

二の鳥居をくぐると目の前に一対の立砂

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重陽節句の日にはこの立砂の前で烏相撲の神事が行われます。

神官さんお二人がそれぞれの立砂の前に座り

それぞれ「かーかーかー」「こーこーこー」と鳴きかわし、

その後、ちびっ子たちの奉納相撲が行われるのですが

昨年・一昨年とコロナ感染を避けるために神官さんたちの鳴きかわしなどの神事だけが行われ、ちびっ子の奉納相撲や見学は中止となりました。

 

立砂の後方に手水があります。

これまでは柄杓ですくって手指や口を清めていましたけれど

手水もやはりコロナ感染予防で水が流れっぱなしになっているところで手や口を清める形に変わっていました。

 

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黄色いのは金柑。

これまでこんな風に何かを浮かべてあるのを見たことがなかったのですが

インスタ映え狙い?それとも手水の作法が変わったことで少し趣向も変わったのでしょうか。

 

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楼門

ここから先は「撮影禁止」

奥には本殿と本殿修復の際に大神様がお移りになる権殿が全く同じ造りで双子のように二つ並んでいます。(どちらも国宝指定されています)

 

参拝を終えて、二の鳥居まで戻ってくると例年、厄除けの大根炊きや甘酒、お善哉をいただくのですが今年は早々に大根炊きは売り切れ。

お善哉をいただいて少し休み、もう一度神馬ちゃんの前に戻って神馬ちゃんみくじを頂きました。

 

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可愛い土人形の中におみくじが入っています。

私がひいたみくじは「吉」でした。

 

さて、この日の装いは

 

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青藤色の訪問着 共八掛

束ね熨斗に橘と小花が染められています。

帰宅してから画像を撮ったので後ろに座りしわが入っています(*_*;

(行きはバスで座っていました、帰りは歩きで頑張りました)

 

束ね熨斗は訪問着には定番と言っていいほどよくある柄行で同じような模様の白地に束ね熨斗の付下げ訪問着も持っています。

そちらの白地のほうはこの週末の初釜の水屋に入る日に着て行こうかどうしようか悩み中です。

 

帯は躑躅色の地に流水に片輪車が織り出された袋帯を二重太鼓で。

色が派手なのでお茶会などには合わせにくいのですがお正月の華やかな雰囲気を、と

こちらを〆てみました。

 

帯揚げは乳白色にピンクの梅が刺繍されているちりめん。

帯揚げは白地に金の糸が組み込まれている平組。

 

今年は3日が月曜日ということで年末年始のお休みが短かかったですね。

今日からお仕事、という方が多かったようです。

我が家の夫も明日が新年初授業。

生活も平常運転に戻ります。

 

 

 

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