今週は母の入院中の病院へリモート面会のために出かけることから始まった週でした。
病院へ出かけるついでに実家へも立ち寄って庭の草抜きをしたり郵便受けに入っているチラシなどを処分したり。
郵便物は転送届けを出したことで無人の実家へは届かなくなったのですが
メール便などを利用したカタログやタウン誌などが郵便受けに入っているので
カタログ類は見つけるたび発送元に電話をして事情を話し送るのを止めてもらう、という作業をしています。
厄介なのが営業宣伝用のチラシ類や無料で配布されてくるタウン誌の類です。
無料のタウン誌は発行元に電話で「家は無人なので配布しないでください」とお願いしても、実際に配布の仕事をしている方に情報がちゃんと伝わるのが難しいようで
(それに配布の仕事をしている人がコロコロ変わるのかもしれません……)
「わかりました、入れないように伝えておきます」というお返事をいただいても
やはり郵便受けに入れられていることが多いです。
「チラシを入れないでください」と郵便受けに貼っておいてもあまり効果はないようです……(゜-゜)
入院中の母はびっくりするほど元気になっていました。
外科手術の後の痛み止めの点滴や飲み薬の処方が無くなったせいか
意識もはっきりして以前のように毒舌が戻ってきていました。
「何か美味しいものを持ってきて!」
「補聴器の電池がもうあと少しでなくなるからね!」
「売店でおやつを買うのに手元のお金が心許ないからお金を置いていって!」等々。
そして、面会中、何度も何度も
「もう大丈夫だから退院したい、退院の手続きをして‼」と。
「そうね、主治医の先生に相談してみるね、そのためにもリハビリ頑張ってやってね」となだめると
「もう腕は動きます!先生はいつでも退院していいといった!」とタブレットの画面の中で手術した左腕を上げたり下げたりして見せていました。
来週、急性期病棟から退院後の生活に向けてのリハビリなどをやってくださる地域包括病棟へ移れるということになっているのですが
母は、すぐにでも退院!
少し元気になって、入院生活は退屈で嫌になっているんでしょうね。
子供に言い聞かせるように画面越しになだめるのがちょっと大変でした。
実家から京都に戻った翌日は陶芸作家さんの個展へ、夫と出かけました。
我が家にとっては夫婦そろって親交のある作家さんなので作品を見せていただくのが楽しみでした。
高島屋の美術サロンで、夫は久しぶりに会う陶芸作家さんと最近の作品の傾向などについてお話を伺っていたのですが、その間、私は作品を見て回って
気に入ったものを見つけていました。
三嶋の蕎麦猪口
葡萄栗鼠がかわいい♡
それに
同じく三嶋手のお茶碗
見込の柄は鳥と魚にしました。
小ぶりなのでご飯を言うよりはおかずを入れるのに使いたいと思っています。
側面は刷毛目。
今回の個展では三嶋に韓国の人を象嵌しているモチーフの物をシリーズで出されていて
お話を伺ったところ、
「少し物悲しい雰囲気の作品を作りたかった」と仰っていました。
三嶋は元々、半島(朝鮮・高麗)の日常使いの器だったものなので
昔の韓国の何となく物悲しい、わびしい雰囲気を狙ったと伺って
(なるほど)と思える新しいモチーフのシリーズでした。
この作家さんは三嶋や粉引がお得意なのですが今回は焼き締めも数点出品されていて
なかなか楽しい個展になっていました。
個展の後、夫は大学の図書館へ本を借りに行く、といったので
私は同じデパートで開催中の「北海道展」へ。
でもコロナ禍での開催なので「北海道展と言えばソフトクリームでしょ!」の、
いつも楽しみにしているソフトクリームは販売していなくて
(まぁそうだろうなぁ)と思いながら何も買わずにデパート内のカフェで
ケーキセットを食べて帰りました。
久しぶりに外食(Cafeだけど)
そしてこの日の夜から今日の夜までお茶の社中の役員仕事に忙殺されていました。
年に数回の全国のお社中さんたちに向けたお仕事。(流派の、ではありません)
今回も無事に終わってほっとしている今夜、です。