4月末にいつもの呉服屋さんで見かけてその場で購入した名古屋帯
hibinokurasikata.hatenablog.com
5月か6月に使うのにちょうどいい感じ、と思っていましたが
緊急事態宣言の発令で件の呉服屋さんが5月末日まで休業されていました。
もちろん、お店は休んでいても帯の仕立て屋さんは仕事をされていたでしょうけれど
お店が休みでは受け取ることはできず
6月になったら「出来上がりました」と連絡があるかな、と思っていましたら
6月8日、「仕立てあがってます」と電話がありました。
実家から京都に戻ってすぐにお店に受け取りに行きました。
さわやかな印象の帯でしょう?(*^-^*)
受け取りに行った際に「この帯、6月まだ大丈夫かな?」と尋ねてみたら
「今月いっぱいはお使いになれますよ」との返事だったので次のお稽古の時に絞めてみようと思っています。
膨れ織りの白地に淡いブルーの唐草と紫の鉄線のような花(唐花でしょうね)が染められています。
膨れ織りというと冬の帯という風に思っていたのですが調べてみると夏帯にも膨れ織りはしばしば用いられるんですね。
この帯は前幅の広さを身長に合わせて広げられるように松葉に仕立てて貰いました。
開き名古屋も便利でいいのですが手先は少しかがってある方が個人的には使いやすいです。
さて、この帯についてきた札
画像の中にも写っていますけれど、こんな字が書かれています↓
これ、なんて読むんでしょう?
どういう意味かご存じの方いらっしゃったらぜひ、教えてください。
ちょっと調べてみたら四文字熟語で【推本溯源】すいほんさくげん というのがあるようですけれどそれとは違いますよねぇ?
漢語でしょうか? 一瞬、中国で織られた反物?と思いましたけど
帯の織地についていた西陣の、例の金色の織元番号が書いてある証紙を見たら
西陣の帯屋さんの番号がちゃんとついていました。
今度この帯を買った呉服屋さんで尋ねてみましょうか……
あぁ、わからないともやもやします。