梅雨の中休み?
今日も30度を超えた京都でした。
金曜日に続いて今日もお稽古。
金曜日のお稽古は月に一度の研究会的特別稽古(奥の点前の研究会)
今日は濃茶の点前を見ていただきました。
お床の軸は
「青苔日厚自無塵」
.青苔(せいたい) 日に厚うして自から塵(ちり)無し
青い苔は日ごとに厚みを増すので地上には塵一つない
雨上がりの美しくふっくらとした苔の緑が目に浮かぶようです。
主菓子は水牡丹
画像は菓子司のHPからお借りしました。
見た目に涼しく美しく、そして口に入れると本葛ののど越しの良さと上品な甘さが広がりました。
今日の着物は
薄緑の単衣 江戸小紋(背紋なし) 角通し。
帯は八寸名古屋 博多献上のようなとてもしっかりした打ち込みの帯で
薄くて軽いけれどしっかり締まります。
帯揚げは金色と辛子色のぼかし
帯締めはいつもの、七緒通販で購入した「何にでも合う帯締め」です。
涼し気な色の取り合わせを、と
この組み合わせにしてみました。
実はこの帯、とても短くて幅も狭いのでふっくら体型の私には少々無理があります。
なのでお太鼓を作るときにお太鼓の中に織り上げる部分が帯締めで止まるだけの長さが取れません。
で、お太鼓の下を短く細い紐でくくり、その紐を帯の下線の内側にグイっと押し込んでいます(^^;)
襦袢は先日購入した麻を着ています。
本麻の絽の長襦袢を購入しました。 - こと子の日々の暮らし方
既製品なのでどうかなと思ったのですが着てみると寸法も問題なく着ることができました。
おろしたてなので生地に張りがあったのですが何度か洗濯をするとこなれてくると思います。
ただ、これまで夏に着用していた紋紗の麻の長襦袢に比べると若干生地が厚めでした。
まぁそれも洗濯を繰り返していくうちにだんだん薄くなってより着やすくなってくると思います。
お稽古のお仲間のお一人は今日は角だしに帯を結んでおられて
粋な感じがとても素敵でした。
伺うと、角だしは帯枕をしなくていいのでその分涼しい、と教えてくださいました。
そういう工夫もあるんだわ、と思わず納得!
ただし、角だしに帯を結ぶと乗り物に乗るときは絶対に背もたれにもたれられません。
せっかく格好よく結んだ姿がつぶれちゃうからね。
明日からは実家のことで少しバタバタしそうです。
雨がひどく降りませんように。