5月16日に関西に出された梅雨入り宣言
あれってもしかして梅雨前線がたまたま西日本上空に北上して来てただけだったんでしょうか。
大雨が降った日もありましたけれどこのところずっと青天。
しかも最高気温が30度を超えて真夏日です。
と、書いているけど天気予報では明日、木曜日からは雨になるとか(^^;)
さて、本格的な梅雨がやってくる前に和装用の草履と下駄を収納している箱から出して
状態のチェックを兼ねた虫干しをしました。
上段 画面左から
白合皮エナメル三枚芯 ・ 本革紬鼻緒二枚芯 ・ 晴雨兼用クラリーノ ・本革エナメル二枚芯
下段 画面左から
白本革メッシュ一枚芯 ・ 本パナマ横巻鼻緒本革 ・ シザール一枚芯 ・ ラフィア三枚芯 (以上夏物)
上段画面左3つ目から
本革エナメル二枚芯 ・ 本革天ラメ三枚芯
下段画面左3つ目から
本革三枚芯前ツボ紅色 ・ 本革三枚芯前ツボ紅色
上段画面左から
桐本漆塗り下駄相右近 ・ 本漆時雨下駄(雨下駄) ・ 雨草履
下段画面左から
本革エナメル一枚芯 ・ 正絹裂地二枚芯 ・ 本革三枚芯着尺地誂え鼻緒
手持ちの20足のうち、今回2足を処分しました。
処分した2足は晴雨兼用草履でウレタン底になっているものです。
鼻緒のすげ替えやかかとの打ち換えができないので「消耗品」扱いの草履です。
なんだかちょっと罪悪感……
でもかなり履き込んで傷みが出ていたので思い切って処分しました。
(足元の物なので画像は撮りませんでした)
で、18足の和装履物
これまでは
こんな風に納戸に仕舞っていたのですが(着物で出かけるたびにその日掃くものを選んで玄関に持っていきます)
先日、100均のセリアに行ったときに見つけたシューズケースに入れ替えてみました。
この100円(税込みで110円)なかなかの優れもので
前の扉を開けて草履を出すことができます。
なぜ収納用の箱からこの100均のケースに変えたかというと
数日前の新聞の記事で
草履の紙箱は湿気を吸収するので中身がかびる可能性がある、と読んだからです。
これまでも湿気には気を付けていて、草履の箱には
このような乾燥剤を入れていました。
でも年に一度の取り換えをうっかり忘れてしまうことがあるので
クリアケースに入れ替えることにしたのです。
このケース、前面にはふたを開けるための丸い穴(ここに指を入れて引っ張ると簡単に開きます)と両側面、それに上部にも換気のための穴があけられています。
本当は全部の草履分(+予備も含めて)20箱欲しかったのですが
人気商品らしくお店にあったのは私が買い占めてきて8個のみ、
店員さんに在庫を聞いたところ、お店にも製造メーカーにももうない、とのことでした。
残念!
で、とりあえず箱が古くなってきているもの8足を選んでクリアケースに、
残りは元の箱に納め直しました。
着物を着た日は帰宅後、脱いだ着物や長襦袢は着物ハンガーにかけ、
伊達締めや帯揚げ、帯締め 帯などと一緒に風通しのいい部屋に1日吊って湿気を飛ばしてから片付けます。
同じように草履も帰宅後、固く絞った雑巾で、拭くことのできる部分と底革をさっと拭いて一日、玄関の三和土で湿度を飛ばしてから箱に入れて何度にしまうようにしています。
これからの季節、夏草履の出番がやってきます。
今回チェックした夏草履のうち、本パナマは鼻緒のすげ替えを、
ラフィアの草履は底革を交換してもらいに
近いうち、伊と忠さんに出かけようと思っています。