東京・沖縄と共に京都も明日からまん延防止等重点措置が適用されます。
滑り込み、というわけでもなかったのですけれど
以前から今日は外食の予約を入れていました。
既往症があるので必要以上に用心をしている夫ですけれど
「タクシーで往復すれば大丈夫やろ」と久々の外での食事に行くことになりました。
京都ホテルオークラ
ロビーには啓翁桜が活けられていました。
マスクでほぼ顔わからず(^-^;
今年はことのほか桜が駆け足で、本当なら今時分、桜の名残の頃なのに、と少し残念に思いながら、タクシーの中から鴨川沿いの様子を眺めていたので
ロビーに入るとすぐに目に飛び込んできた桜がとても美しく感じました。
啓翁桜はまだ冬の寒い時期にいち早く咲く始める品種なのに、
きっと花を咲かせる時期を調整しての満開だったんでしょうね。
こちらのホテルにお邪魔するのはなんと2年ぶり。(夫は昨年のコロナが騒がれ始める少し前に食事に来ているので1年ぶり)
前回は夫の還暦をお祝いしていただいた時でした。
友達と待合せてお茶を飲んだり、記念日に食事に来たり、と
普通なら年に何度か来る場所、いつ訪れてもにぎわっているロビーが
ソファに掛けている人も少なく、活気がなくて少し寂しげでした。
いつも素晴らしいホスピタリティを感じさせてくれるスタッフの皆さんですけれど
今夜はいつも以上に「帰ってきてくれてありがとう」の気持ちを感じるような気がしました。
久しぶりのコース料理でお腹いっぱい
上の画像にあるきれいなブルーのドリンクは『雨過晴天』というノンアルコールカクテル
勧めてくれたギャルソンがこのカクテルの名前を紹介した際に夫が
「青天を衝け」にちなんでいるのですか?と尋ねると
渋沢栄一氏が京都ホテルの創立費を扶助したという縁があるとエピソードを話してくれました。
結婚記念日のディナーに着て出かけたのは
白練の色無地
この着物、どんな帯でも合わせることができて重宝しています。
ついつい出番が多くなり今年は今日で3回目の着用になりました。
帯は縮緬の地に手描きの菖蒲の花
少し早いかと思ったのですが白練の着物によく合いそうだったのでこの帯を合わせることにしました。
帯揚げは濃紫のちりめん
帯締めは白と黄色の丸組


花の地紋が入った水色の紋紗の道行を羽織って出かけました。
菖蒲の帯、GWまでにもう一度出番を作りたいと思っています。
お留守番してくれていた猫たち、
帰宅すると3匹揃って私のベッドで眠っていました。