こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

バレンタインデーをイメージに

金曜日に続き、中一日明けて今日もお稽古に出かけてきました。

昨日洗った着物下の肌着類や足袋など、洗濯物が乾いていたので

肌着などの設えは金曜日と同じ。

肌襦袢裾除け

長襦袢は金曜日に着用したものは半襟を外してしまったので別のものを。

 

着物は地色が少し赤みを含んだ焦げ茶色の小紋

小さく兎が飛び柄で入っています。

兎? 秋の柄では?とも思ったのですが

月が描かれているわけではないので一応通年柄、と解釈し

バレンタインをイメージした色、ということでこれにしました。

 

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帯は薄桃色の西陣

貝模様や手毬、花びらなどが折柄で入っています。

数年前、いつもの呉服屋さんで見つけてかわいらしさに一目ぼれして仕立てて貰いました。

この帯を買った時のエピソードはこちら↓(笑)

 

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

貝模様が入っている帯なのでお雛祭りのイメージ、3月に結ぶことが多い帯です。

が、今日はこの茶色の着物に色が合うのではないかと取り合わせてみました。

 

帯揚げはミルク色に桃色で梅か桃のような雰囲気の小花と唐草の刺繍が入っているもの。

帯揚げはくすんだ水色と茶色が織り込まれた平組。

 

 

麒麟が来る

終わっちゃいましたね。

色々な思いで最終回を見ました。

光秀が道三に命じられて信長がどんな男か見に行き、初めて信長を見た時のシーン、

本能寺、信長を討つその瞬間を門の外で待つ光秀の脳裏によみがえってきたそのシーンが流れた時には胸に迫るものがありました。

 

もちろん、日本中の人が明智光秀の「本能寺の後」を知っているわけで

歴史を捻じ曲げることなくどう物語を終わらせるのか、とても興味深く待っていた最終回でした。

 

番組の最後に流される「麒麟が来る 紀行」

今夜の最初に流された本能寺跡の石碑のある場所は知り合いのお宅。

数年前、家を取り壊してマンションに建て替えることになった時に

戦国時代の本能寺の遺構が出てきて発掘調査が入り、なかなかマンション建設に取り掛かれませんでした。

京都や奈良では何か工事をするとなるとほぼ必ずと言っていいくらいに遺跡が出て来るので工事の計画が狂ってしまうのは仕方のないことですけれど

この元本能寺(油小路蛸薬師)の発掘調査の時も随分と長くかかり

土地の持ち主である知人が愚痴っていました。

焼失した本能寺の瓦などが多く出土したにもかかわらず

「うちの土地から出たもんやのに何一つもらわれへんのや」

そういっていたのを思い出す今夜の「麒麟が来る紀行」でした。

 

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