今年は124年ぶりに2月2日が節分という珍しいめぐりの年。
そして翌2月3日が立春。
立春とは、二十四節気において、春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。
暦の上ではもう春なんですね。
今日は2月最初のお稽古日だったのですが
換気のためにあちこちの窓や扉すべてを開け放したお稽古場でも
いいお天気で着物を着ていても気持ちの良い気温でした。
お稽古から帰ってきて画像を撮ったのであちこちしわが入って着崩れています(*_*;
しかも、前姿と後ろ姿の画像を並べて1枚にするときに大きさの設定が違っていたらしくなんだか遠近法みたいな画像になってしまいました。
着物は毎年春には必ず一度は袖を通すピンクの江戸小紋、万筋です。
帯はこれまた毎年2月に必ず着用するちり緬地に水仙の染め帯。
帯締めは渡敬の丸組、真ん中から卵色と白に色を変えて組んであります。
この帯締め、とても締めやすくて買って正解でした。
さて、今日のお稽古は月に一度の研究会的な奥のお稽古。
七事式の一つ、且座(さざ)をご指導いただきました。
奥のお稽古では参加させていただくメンバーが「このお稽古がしたい」というお願いをすると宗匠がそのご準備をしてくださってお稽古をつけてくださいます。
通常、風炉で行う且座ですが今回は昨年末からのメンバーからのリクエストで
七事式の中の且座をさせていただくことになっていました。
且座
簡単にいうと5名で行う「お遊び」
正客・次客・三客、それに亭主(東・とう)と半東の5名で
花・炭・香、濃茶・薄茶と順に行っていきます。
客と亭主が席入りし、半東が茶道口に控えるところから始まり
正客が床に花を入れ、地客が炭点前を、そして三客が香を焚き
東が点ててくださる濃茶をいただいたのち、半東が点てる薄茶をいただいて終了、
簡単にいうとそういうお遊びです。
お稽古ではそれぞれの道具の準備(花や炭や香)をするところから教えていただき
所作の一つ一つ、全体の流れなど実際に行う5名と見学者との全員で確認しながら進めていきました。
めったにご指導いただけないお稽古で、私は三客をやらせていただくことになり、
最初は少し緊張していたのですがやってみるととても面白く楽しい時間でした。
お稽古場を出たのは午後5時半過ぎ。
外はまだ明るくて「日が長くなりましたね」と話しながら家路につきました。
今日は朝から少しバタバタしていて夕食の準備をして出かけることができなかったので
夕食は中華のデリバリーをお願いしてしまいました。
自分で支度しないと本当に楽(^^♪
たまにはこんな日もね。