こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

使い道を考えてみる

いきなりですが。

 

これはなんでしょう?

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「着物の袖?」と思ってくださった方

ほぼ正解です。

正しくは、振袖の袖を切ったもの、です。

 

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ペランとめくると裏はこんな感じ。

 

実は、

 

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これは振袖の袖を切って訪問着として数年前の初釜に着た着物です。

私の若い頃に作ってもらった振袖は

 

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如何にも昭和の振袖ですよね。

でも刺繍や絞り、その他様々な技法を使って作られたとても凝った振袖で

一緒に誂えてもらった唐織の宝相華の帯との組み合わせと共に大好きな一枚でした。

 

最初の方の着物(元、振袖)は

「もう誰も着ないから」と従妹のところから回ってきたもので

全体の柄行を見た時に(これは袖を切れば訪問着として着られるのでは?)と思い

いつもの呉服屋さんにお願いして切ってもらいました。

 

華やかな初釜ならいいかな、と思ったのです。

最初、この着物を見た時、夫は

「いくら何でも君が着るのは無理があるんじゃない?」と言ったので

着物の画像を撮って本音で話せるお稽古仲間に見てもらいました。

 

「大丈夫!私が太鼓判を押してあげるわ!」の言葉に励まされ

数年前の初釜の、席入りする日に着て行きました。

私がお稽古しているお稽古場の初釜は連続3日間、午前・午後と入れ替えで

毎年150人前後が全国から参加されるので自分の席入りする回以外は

都合のつく限り水屋の手伝いに入るようにしています。

で、水屋担当の日はお運びがメインなので気持ち控えた装いにするのですが

席入りの時は思い切り華やかな支度で出かけます。

 

あ、話がどんどん逸れていってしまってます(^^;)

 

で、この切った袖、そういうわけでもう数年の間、和箪笥の小引き出しで眠っているのです。

 

嘘つき長襦袢のつけ袖にできないか?

寸法を測ってみたら1尺3寸以上ありました。

なので裏地を外し、切ってある上部を縫って袖口を作り

マジックテープをつければ嘘つき襦袢の替え袖に使えなくはない寸法ですけれど

ちょっと派手すぎますよね。

 

利休バッグに仕立ててもらうのも派手すぎるでしょうねぇ。

 

この袖、どうしたものか、

こうやってたまに引き出しから出して眺めてはまた仕舞う、

そんなことを繰り返しています。

どなたかアイデアがあったら是非教えてください。 

 

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