毎年、秋(これまでは11月半ばでした)に大学時代からの友人が参加する
ステンドグラスで製作したランプ展、今年はこの週末3日間に開催です。
会場は毎年同じ、京都文化博物館の別館。
ここは元日銀京都支店だった建物でランプ展を開くにはぴったりの雰囲気の建物です。
重要文化財の指定を受けているこの建物は三条高倉東入にあって
すぐ近く、三条東洞院東角には同じく明治の洋館、赤いレンガ作りの建物 中京郵便局があって
三条通りはなかなか雰囲気がいい建物が多い通りです。
昨夜からの雨、朝になっても止む気配もなく
久しぶりのかなりの雨、しかも気温も12月並みという冷たい雨の中
出かけていった会場はいつものことながらそこだけ違う世界のようで
ひと時、コロナのことも忘れてしまいそうでした。
と言っても医療関係者が大勢関わっているグループの展覧会なので
万全の対策を取っていらっしゃいました。
今年は案内も最小限人数で、いつもはいくつかある入り口も一つに絞って
検温・手の消毒、連絡先と氏名の記入
展示されている作品も例年に比べると数が少なく
(ランプも密を避けて?)
会期中のイベント(会場内でのコンサートなど)もありませんでした。
↑こちらは銀行時代の窓口がそのまま残されている様子。
外は激しい雨でもこの会場の中はただ静かで
天井が高く薄暗い広いホールに美しいステンドグラスのランプがとてもきれいでした。
ランプ展を見た後、コロナでしばらく会えていなかった友人と
いつものお店でケーキとお茶をオーダーしてお互いの近況報告。
彼女は自身の母とご主人のお母様、私は夫の両親と自身の母の体調の話や
介護の話、仕事のことやステイホームしている夫の話、
気が付くとあっという間に外が暗くなっていて
二人して近くのデパ地下で買い物して別れました。


↑友人が出品していた作品の一部です。