今回の台風14号
太平洋高気圧とチベット高気圧から吹いてくる偏西風に挟まれて
迷走していますね。
関西地方、昨日の段階では10月10日の午後から夜にかけて大雨との予報でしたけれども
我が家近辺では午前9時には雨も上がって時折ピーカンと言いたくなるような晴れ間が出ていました。
本日のお稽古に着て出かける着物、
昨夜のうちにこころ心算していたのは(大雨になるだろうから、との思いで)
単衣のシルックの小紋
もちろん雨コートは着て出る予定にしていましたけれどシルックの単衣なら
雨に濡れてしまっても後の手入れが自宅で楽にできますから。
ピンクに小さな草花模様が飛んでいる単衣小紋
画像を撮て気が付いたのですが右の衿幅が出すぎて長襦袢が隠れてます(*_*;
帯は八寸開き名古屋。
正絹の、打ち込みがすごくしっかりした帯なのですが
息をするたび、動くたび、キュキュッと帯鳴りがします。
お稽古仲間が
「細雪!」と笑っていました^^
けれど、この帯、お稽古には×
点前をしていてもキュキュッと鳴るので気になって集中できなかったです(-_-;)
以前に、博多献上の帯を締めてお稽古に出かけた際に宗匠から
「帯鳴りしてますね」と一言あって、お稽古の際にはならない帯を、と気を付けていたのに…… やってしまいました……
しかも、お太鼓の下にたたみ線がくっきり!
反省点が多すぎます。
帯揚げは濃い赤茶色に黒の飛び絞り、
帯締めは丸打ち、帯締めの真ん中で薄い茶と薄い灰青に組み分けてあるものです。
支度をして出かける時間にはもうすっかり雨は上がって
水分をたっぷり吸った地面から立ち上る水蒸気が見えるようでした。
なので、雨コートは念のため鞄にいれ、草履は晴雨兼用のクラリーノで出かけました。
この数日、気温があまり上がらない日が続いていたので
今日の蒸し暑さには単衣でも暑く、帰り道少し速足で歩いたら汗をかきました。