日本で最初に新型コロナウィルスの感染者が出たのが1月28日。
その時には(怖いな、でも健康な人は自覚症状もないくらいだというし、日本では中国ほど広がらないでしょう)などと対岸の火事のように思っていました。
それが今や対岸の火事どころではなく、
日々の生活に否応なく影響が出ています。
全国の教育機関でも新学期の授業の開始を5月の連休明けまで延期するところが多くなっていますし、大相撲の五月場所も開催を延期することが決まったようです。
プロ野球の開幕も延期。
週明けから再開することを決定されたとニュースで見ました。
子供も親も今の状態はとてもストレスがかかっているので学校の再開はほっとすると同時にやはり感染に対する不安もあっての新学期になりそうです。
お茶のお稽古は、というと
いつもは他府県からのお稽古仲間も多い中、
今日のお稽古は比較的近い京都市の人ばかり。
お炭のお稽古のみでしたのでお稽古中は全員マスクを着けたまま
いつも以上に手洗い消毒を念入りに。
一人一人があいだを開けて座り
お茶室以外にも寄り付きや袴付きの戸も明けてのお稽古でした。
「自粛はしているけれどずっと家にこもっていると体も弱ってしまうし
気持ちも鬱々とする」
と、今日来られたお仲間が仰っているのを聞いて
もっともだな、と思いました。
(用心深くていつも最悪のことを想定する夫は私がお稽古に行くことに反対しています)
そんな今日のお稽古の時の着物
唐花模様の小紋に叩き染の帯です。
春に着ることが多いこの小紋は私が大学生の頃に実家であつらえてもらったもので
解いて洗って仕立て直して、ともう40年着ています。
すごくコスパがいいですよね(^-^;
帯揚げは白地に緑の梅の飛び絞り
帯締めは白と緑の糸で組んだちょっと変わった感じのもの。
お稽古の最後に主菓子で一服、点て出しで頂戴しました。
その時のお菓子
画像は菓子司さんのところのHPからお借りしました。
しだれ桜です。
美しく下を向いて咲くしだれ桜の様子をとてもきれいに表してありました。
(こんな時にお茶のお稽古だなんて!)と眉をひそめられてしまうかもしれませんけれど……