春の嵐というのでしょうか、
今日は風の強い日でした。
そのせいでお薬を飲んでいても花粉がお稽古場に入ってきているのか
鼻がグスグス(;_;)
夜には雨が降り出したので空気の中の花粉を洗い流してくれたかもしれません。
今日のお稽古
春に出番の多い(この色では秋には着られませんものね)薄桃色の江戸小紋
万筋の着物に、帯は塩瀬、春の野に咲く花が描かれたもので出かけました。
帯揚げは白地に抹茶色の梅柄の飛び絞り
帯締めは乳白色の冠組です。
風は強くても気温が13度ほどありましたので
羽織ものは紋紗の道行コートにしました。
この道行きも春にしか着用できない織地と色目。
桜が咲いて帯付きで外出してもおかしくない時期までの
短い季節に出番がやってくる道行きで、呉服屋さんで反物を見て即決で仕立ててもらいました。
お稽古の帰りに時々立ち寄るお総菜屋さんがあります。
オーガニックのお野菜を使った総菜をかなりの種類並べていて
焼き魚やコロッケなどの個売りのもの以外はすべて100g205円の量り売りです。
コロナウィルスが蔓延するまではどのお料理も大皿や大鍋に盛ってあって
各々、好きなだけカップやケースに盛り付けレジで測ってもらうシステムだったのですが、
コロナの影響で最近はすべて大・小、2サイズのカップに入れてお店に並べてあります。
並んでいる総菜の種類もこれまでより少ないようです。
皆が外出や外食を控えるようになってお料理のデリバリーの需要がとても増えていると
ネットニュースで読みました。
いわれてみれば、あの大きな箱を背中に、自転車で走るウーバーイーツの
配達の人を以前よりもよく見かけるようになった気がします。
宅配スーパーも注文が殺到していて捌くのが大変なんだそうです。
スーパーに食材を買いに出かけることで感染するかもしれないリスクと
食材や、お店で調理されたものをデリバリー受け取るリスク
どちらもそう変わりはないように思いますけれど
教育機関が休業になり小さいお子さんが家にいて、子供さんだけを留守番させて買い物に出かけられないお母さんにとっては
宅配スーパーのサービスやデリバリーは心強い味方になるのでしょうね。
昨日の総理の会見、なんだか何が訴えたいのかよくわかりませんでした。
具体的なことが何も見えてこないような……
桜の花を見て美しいと思える、
そんな『当たり前の日常』が戻ってくることを願っています。