2月最後の日曜日
風が少し強かったですけれど晴れていいお天気でした。
相変わらず外国からの観光客の姿をあまり見かけない京都の町、
お茶のお稽古仲間の皆さんは他府県から来られる方が半分強いらっしゃいます。
皆さん、口々に
「電車が空いている」と。
さて、2月最後のお稽古は
明るく淡い空色の小紋で出かけました。
源氏香文様が白で入っている綸子ですっきりとした小紋です。
綸子なので着付けるときに少し気を使います。
腰ひもや着物を押さえる伊達締めを締めるとき、つるりと滑ったまま
着付けてしまうと動くにつれて着崩れてしまう元になります。
帯は博多織風の柄行の西陣織です。
薄くて結びやすく、柄が片側にだけ折り込んであるので
お太鼓を作るときに柄合わせもしやすい帯です。
と、言いつつ画像を確認したらお太鼓が右側に傾いでいますね( ノД`)
帯揚げは一昨日、ピンクの万筋江戸小紋に合わせた白地にピンクの小花の刺繍が入ったもの。
帯揚げは着物の色に合わせて明るい水色の冠組にしました。
お天気が良かったのでこの上に、やはり一昨日出かける際に羽織った
香りを仕立て直したピンクに花柄が散らしてある絵羽柄の道中着を合わせました。
私は本日、「水屋・見学」の枠でのお稽古だったのですが
少しお稽古時間に余裕ができた、ということで代稽古を見てくださっている先生から
薄茶の点前をしなさい、と言っていただき思いがけず点前の稽古をさせていただくことになりました。
まもなく3月。
今年は暖かい冬のせいで梅はすでに満開、
桜も3月の半ばくらいには咲き始めそう、とのことで
卒業式にぎりぎりまだ咲き残っているかどうか、という予報だそうです。
せっかくの桜の季節、まだ新型コロナウィルスの影響が収束していなさそうな気配で
今年の京都の桜はゆっくりと見ることができるかもしれません。
明日からまた実家に向かう予定。
連休明けの火曜日には母の年に一度の検査があるので病院に付き添うのですが
長時間の病院で(ないとは思いますが)母が感染するようなことになったら、
と少しの不安がぬぐい切れません。
お隣の県にお住いのブログ友さんの記事にも、
いつもより病院が空いている、と書かれていましたが
私が先週、近所の内科にかかった時も、月に一度の大学病院の通院日も
やはりいつもより空いていました。
ということは、いつもは不要不急の人もかなり受診しに来ている、ということ?
実母が介護保険や後期高齢者医療、特定疾患医療のお世話になっている私が言えることではありませんが
いつもの込み具合はいったい何だろう、と少し思わずにはいられません。