こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

北野天満宮で令和の梅干をいただいてきました

美容院の予約が入っていた今日、少し遠回りをして北野天満宮へお詣りしてきました。

 

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駐車場には他県ナンバーの観光バスが数台。

続々と降りてこられます。

 

そういえば先日の上賀茂神社でも同じような観光バスが、その時は数十台。

京都の様々な社寺をまわる『初詣ツアー』と書かれたステッカーがフロントガラスに表示してありました。

 

大きな絵馬が掲げられた門をお辞儀をしてくぐって

内宮の門をくぐると

 

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本殿の前には有名な飛び梅

 

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本殿に手を合わせ、元へと戻っていると

NHKのカメラクルーが来ているのに気が付きました。

何を撮りに来たんでしょう……

 

 

この時期毎年、境内には昨年の梅園で採れた梅を梅干にしたものが置かれています。

 

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ここ、祢宜さんや巫女さんなど係の方は誰もいらっしゃらなくて

ほしい人は梅干のそばに置いてある箱に初穂料を入れていただいていくというシステムになっています(^^)

神様の見ていらっしゃる前で勝手に持っていくような不届きな人はいないだろうという

北野さんの懐の大きさを感じます。

 

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北野さんの梅干は肉厚でとても美味しいんです。

 

境内の一番外の大鳥居のすぐそばに松向軒というお茶室があります。

 

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細川三斎ゆかりのこのお茶室、お庭には太閤秀吉が北野の大茶会を行った際に

細川三斎が水を汲んだという井戸が残されています。

以前、北野天満宮のお茶会の際に、この茶室で今日庵の社中の方のお席があったのですが、

その際にうっかりお正客になってしまい、流派が違うので、と何から何までご説明いただいたことがあるのですが、思い出すと今でも冷や汗が出そうです。

 

松向軒、その名のお茶室は大徳寺塔頭、高桐院にもあるのですが

高桐院には細川三斎とガラシャ夫人の墓所がある細川家の菩提寺

お庭がとても美しく一年を通して参拝の人が絶えないお寺です。

松向軒という名前は細川山斎の法名にちなんでいるので

北野天満宮のお茶室も同じ名前を付けられているのかもしれませんね。

(そのあたり、詳しいことは何も知らないのです。機会があれば調べてみたいと思います)

 

で、本日ですが

なぜか夕方になって急に胃のあたりがとても気持ち悪くなってしまって

横になっていました。

夕食の支度もできず、夫は外で出来合いのものを買ってきて済ませてくれたので助かったのですが、

ふと思いついて北野さんの梅干を一粒、ぬるめのお茶と一緒にたべてみました。

その後、しばらく横になっていたら知らぬ間に眠ってしまっていたようで

一時間ほどして目が覚めた時には気持ちの悪さがすっかり治っていてほっとしました。

「インフルエンザちゃうか?」と心配していた夫もほっとしたようでした。

北野さんの梅干の霊験はあらたかでした(^^♪

 

追記

 

夜、NHKのニュースで北野天満宮の梅が咲き始めた、と映像が流れていました。

これを撮りにきてたのね😊

 

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