1月4日
令和二年の今年、
社中の初釜は1月、4・5・6日の3日間です。
今日は初日。
私は午前中、水屋のお手伝いに入り、
午後はお席入りをさせて頂きました。
露地を通り、蹲を使って躙口から小間へ。
お床、点前座 水指や釜、炉縁などを拝見し
薄暗い小間でだんだんと目が慣れ隅々の様子が見えてくる中、
釜鳴りの音と、濃茶を練る茶筅のリズミカルな音が、まるでお能の舞台を見ているときのように
幽玄な世界へと誘われる気持ちになっていきます。
具体的な内容をここに書き記すことはできませんが
お茶碗や茶入、そのほか、
その場の設えのお道具の幾つかは
桃山時代に生まれた取り合わせで
本来なら美術館でガラスケースの向こうに見るようなものを
手に取り感じることができる事に
感激と少しの畏れで心が震えるようでした。
広間に移って、一転、明るく華やいだ雰囲気の中での薄茶、
そして懐石を頂いて
気がつくと4時間があっという間に過ぎていました。
少しのお酒をいただいてご機嫌なお仲間と
カシャ
ちなみに、私はまるっきりの下戸で
(お仲間の皆様には お酒、凄く強そう と必ず言われますが・汗)
明日は終日、水屋に入ります。
いつもお稽古でご一緒する方、
年に数度ご一緒出来る方、
水屋仕事も楽しく、一日があっという間に過ぎていくことになりそうです。